本気で研究を始めてから7年間、寝る間も惜しんでランニング障害と向き合ってきました。
やっと、問題の答えが解けた。
これが世界中が解らなくて困っていたランニング障害への模範解答だと思う。
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主訴: ランニング障害 足首の痛み。
世界中が解らなかったこと。
結局、これを治すには、こう治すのが模範解答。
「体を治せば走り方が変わる」 それがこのページのテーマのようになってきましたが・・・
〈関連記事〉 痛くない足が、どれだけ壊れているか?検査します。
●体を治す前と後のフォームを比べてみます
〈治療前〉 〈治療後〉
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走るときに、上に上がってしまう体を、前に進む体に治せばいい。
〈治療前〉 〈治療後〉
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● 足首に体重の負担が一番乗るタイミングを治療の前と後で比べてみる
どういうことか?っていうと
足首に体重の負担が一番乗るタイミングを治療の前と後で比べてみると、
治療前の足首は最大屈曲の角度になっているが、治療後の足首角度はまだ余裕がある。
アキレス腱や後脛骨筋にかかるテンションも、膝の角度も、足底筋も治療後はまだ余裕がある。
アキレス腱炎、シンスプリント、足底腱膜炎の原因は腱が伸ばされて痛むと言いながら、対処法がストレッチ、筋肉を緩めるってのは理屈に合わない。・・・なぜ?世界中が気が付かない? 困ってる選手がいっぱいいるんだぞ?!
〈治療前〉 〈治療後〉
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●最大屈曲角度まで曲がり切った足首に体重負荷がかかれば、舟状骨は押し出される。
最大屈曲角度まで曲がり切った足首に体重負荷がかかれば、舟状骨は押し出される。
有痛性外形骨も、後脛骨筋が硬いのが原因と言われ、ストレッチと言うけど、画像で判断する限り、もう伸ばされてるだろ?まだ伸ばせと言うか?! この落ち込む骨の下にアーチサポートを入れたら、痛めているところを突き上げちまう。。なんで世界中が解らないのかな?
〈治療前〉 〈治療後〉
理論が逆なんだよ。アーチが落ちてるから足首が倒れ込むんじゃなくて、
足首が倒れ込むからアーチが落ちる。
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●足首が倒れるのは安全装置
ランニング中着地で、片足の足首にかかるが倒れ込む力は、体重の3倍と言われています。
正常に機能している体なら、体のもつバイオメカニクスが、その外力を前に進む力に変換するけど、
一部が正常に機能していない体の場合、舟状骨を外に逃がすことや、踵を倒れ込ませること。アーチを落とすことで衝撃を吸収する。違うか??
舟状骨の倒れ込み、踵の倒れ込み、アーチの低下は悪じゃなくて、やむをえない理由で吸収しきれなかった外力を、それでも逃がす為のセーフティー装置であって、神様が人を設計した時に仕込んだ・・・実に見事なアブソーバー(衝撃吸収)システムだと思う。
踏まないはずの土踏まずの下に、物を詰めるより、こう治すのが、模範解答だと思う。
〈治療前〉 〈治療後〉
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寝る間も惜しんで7年。。。。研究をつづけて、その原因と、治し方の方向性が解った。
でも、これ、どーすればいいんだろう? どうすれば、その研究の成果を・・・
困っている人達にフィードバックできるんでしょうか??
田舎の片隅にある治療院の院長には・・・解りかねます。
まぁ、まだ今が終わりじゃなくて、これからが始まりだから・・・焦らず考えます。
●2012年02月14日 きっかけは一足のスパイクでした。
2018_11_02