陸上部； 左膝 内側の痛み。レントゲンは異常なし。
病院（スポーツ整形）では湿布のみの処置。。痛みは依然変わらず。
そんな訳で 訪れたのは ここ・・・
看板のない 若葉治療院 本院。
レントゲン異常なし・・・ って言うか。。
見ただけで ・・・ 異常有りなんだけどな。
つま先と 踵（かかと）を揃えて立ってみる。
痛みのある側の膝が 特に
プロネーションを起こしている。
練習を休むと痛みが消えるが、
開始すると痛みを繰り返す。 そんな痛みは
どこかに原因が潜んでいる。
それはレントゲンには写らない事が多い。
パッと見た感じ、軸がズレているように見えるが
人間の体はそうは単純には動いていない。
人の体は 螺旋を描いて動いている。
神様は アーティストだったのだと・・・
・・・つくづく思う。
この状態でレントゲンをとると
内側の半月板が薄く写る。
スポーツによる 半月板損傷は 過度な外力が原因、それを防ぐには
筋力強化、ストレッチ、フォームの見直し・・・ と、それも否定しない。
ただ・・・ 不安定な構造なモノは 壊れやすい。
それを 健康保険で治せないからと言って、真実から目を背けてはいけない。
つま先と踵（かかと）の内側を着けた状態で・・・
膝の内側に 指が4本以上入ったら
O脚と言ってもいいでしょう。
内側、外側半月板、 内側、外側側副靭帯、
十字靭帯・・・ その辺を壊し易い。
なんで、こうなるのか？
ひとつは 足関節（足首）のプロネーション異常が考えられる。
タイムリーに先日、膝の痛い方が 病院で
「O脚による膝の痛みだから、インソールを作ってもらうといいよ。」
と言われて、若葉治療院に来院した。
まったく ・・・自分でやらない人は・・・ 簡単に言って下さる。
O脚でも、足首に異常がない場合も もちろんある。
今回の この膝の痛みも、足関節も疑うが、
ここには 特に異常がないと僕は思った。
人の体は連動して動く。
例えば 背中を少し捻ってみただけでも・・・
膝関節のクリアランスに影響を及ぼす。
病院や接骨院のように
健康保険で診る場合、保険点数的に
膝が痛いのに 足首や、
腰まで治療する事は難しい。
そんな訳で、 今回も こんな所からアプローチをしてみる。
※ベッドに深く座っていただいた状態で、上から 背中を写したトコロ。
背中の不整合を整えてみる。
治療前 → 治療後
治療前 治療後
とりあえず、 膝の隙間は許容値に収まった。
来た時には その場でジャンプして痛かったものが、
帰る時は 痛みが消失していたので 経過観察とした。