シューズの削れ方の観察を始めました。#002 | まぼろし工房_ランニング

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市民ランナー達と作った靴下、まぼろし工房の “ラクちんソックス” のブログです。シューズが発生するグラグラを抑えることで、効率よく走れるだけでなく、怪我や故障を防ぎます。いくつもの特許を取得した、世界で一つの靴下です。

 

  シューズの削れ方の観察を始めました

 

一人の実業団ランナーから、二足のシューズをいただきました。

 

 

アシックス ライトレーサー(LYTERACER)、左は2007年モデル、右は2008年に発売されたモデルです。

 

 

  この研究で解ったこと

 

・調子が良いときと、悪いときでアウトソールの削れ方が違う

・シューズの形の違いでアウトソールの削れ方が変わる

 

推測:走り方の違いで体に痛みが出る

 

・ハムストリングの痛みは走り方で出現する

 

 

  シューズの削れ方の違い

 

左のシューズを使っていた頃は絶好調でした。

 

右のシューズを使っていたときは、

ハムストリングの付け根の痛みや腰痛が出ていました。

 

 

  削れ方の違い

 

 

  

 

 

 

 

赤いシューズの削れ方は、下記の通りです。

ライトレーサー

  • 踵(かかと)の外側
  • 前足部の中心(よくマメができる部分)
  • つま先の中央

 

青いシューズの削れ方は下記のとおりです。

  • 踵(かかと)の外側
  • 母指球付近
  • 前足部・つま先の内側

 

 

推測ですが、単純に、踵の削れた部分から、つま先にの削れた部分に線を引くと、調子が悪かったころに使っていた青いシューズの方が、つま先が外を向いて走っていることが想像できます。

 

その原因が、体にあるのか?もしかしたらシューズにあるのか・・・?

 

それが知りたいと思ったので、シューズのアッパーをカットしてみることにしました。

 

 

シューズに違いがあるのでしょうか? (続く

 

 

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