シューズの削れ方の観察を始めました
一人の実業団ランナーから、二足のシューズをいただきました。
アシックス ライトレーサー(LYTERACER)、左は2007年モデル、右は2008年に発売されたモデルです。
この研究で解ったこと
・調子が良いときと、悪いときでアウトソールの削れ方が違う
・シューズの形の違いでアウトソールの削れ方が変わる
推測:走り方の違いで体に痛みが出る
・ハムストリングの痛みは走り方で出現する
シューズの削れ方の違い
左のシューズを使っていた頃は絶好調でした。
右のシューズを使っていたときは、
ハムストリングの付け根の痛みや腰痛が出ていました。
削れ方の違い
赤いシューズの削れ方は、下記の通りです。
- 踵(かかと)の外側
- 前足部の中心(よくマメができる部分)
- つま先の中央
青いシューズの削れ方は下記のとおりです。
- 踵(かかと)の外側
- 母指球付近
- 前足部・つま先の内側
推測ですが、単純に、踵の削れた部分から、つま先にの削れた部分に線を引くと、調子が悪かったころに使っていた青いシューズの方が、つま先が外を向いて走っていることが想像できます。
その原因が、体にあるのか?もしかしたらシューズにあるのか・・・?
それが知りたいと思ったので、シューズのアッパーをカットしてみることにしました。
シューズに違いがあるのでしょうか? (続く)
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