間が空きましたが、ランニングシューズの買い換えの話④です。

①.アウトソールの消耗

 

②.ミッドソールの消耗

 

③.インソールの消耗

最後にご紹介したいのは、

消耗したシューズの機能はどれ程劣化しているのか?

言い換えると、「シューズがへたる」とはどのような状態なのか?これを新品と消耗品で比較してみました。

 

まずは、消耗したウェーブシャドウ5を曲げます。

次に、同じ力で新品のウェーブシャドウ5を曲げました。

後ろ側からも見てみましょう。

 

最初の位置と最も沈んだ位置を、横から比較します。

 

同じ場面を、後ろ側から見てみます。

 

ここで重要なのは、シューズの形が大きく変形している点です。

手で力を加えただけでも、消耗したシューズの形は大きく変形しています。

これでは、シューズが本来持っている反発衝撃吸収機能安定性などが十分に発揮されないと考えられます。

 

外から見える消耗は、買い換えの判断として分かりやすい一面です。

もしシューズを使っていて、

  • 以前よりクッション性が無くなってきた
  • 進む感覚が無くなってきた
  • 着地時に安定感が無くなってきた

このような感覚がある場合、一度シューズを触ることをオススメします。

最近のシューズはカーボンが入っていることもあるため、変化が分かりにくくなりました。

それでも、新品のシューズと比べると明らかに変化が起こっていることが多くあります。

 

カラダをサポートするために履いているシューズも、寿命を迎えれば凶器に変化します。

以前からブログで紹介してきましたが、消耗したシューズは情報の塊です。

  • いつも同じ部分が疲れやすい
  • ケガを治しても繰り返す
  • 思ったように動くことができない

「ケガのリスク」「パフォーマンス低下」を防ぐためにも、定期的にチェックしてみましょう。

 

陸上競技などの非コンタクトスポーツでケガをする理由に、シューズの不具合が挙げられます。

どれだけメンテナンスがしっかりできていても、劣化したシューズがキッカケでケガをすることもあります。

破れてボロボロになっているシューズを履き続ける方をよく見かけますが、事の重大さに気づいているのでしょうか?

(東海インハイへ出場した選手のシューズです↑)

このようなシューズでは、いつケガをしてもおかしくありませんし、本来の動きを出すことも難しくなります。

 

練習やメンテナンスも大切ですが、道具カラダの一部であるシューズの扱いも大切です。

シューズの扱い方は別の機会でブログにしたいと思いますが、まずは今あるシューズを是非チェックしていただきたいと思います。

 


 

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