インド旅行記(8)交通事情③ | わかば国語・作文教室

 

 

今回は旅行の中盤で

プネからムンバイへ2日間

小旅行をしました。

移動にはUberタクシーを使いました。

ちょうど1週間前に開通したという

海上の高速道路を通り、

途中休憩をいれながら片道3時間ちょっとです。

 

高速道路なのに、

トラックの荷台に乗っている人とちょいちょい目があいます。

 

行きのタクシーの運転手さんは

ほぼずっとインド音楽をかけていましたが

あれはある種のサービスだったのかな?

 

途中休憩でブドウを買ったから

味見してみろといって分けてくれました。

 

帰りの運転手さんは、

エアコンの温度は快適か?などとこちらを気にしてくれて

クラクションもさほど濫用せず気持ちよくすごせました。

 

Uberにはチップのシステムもあるのですが、

マージンを取られるかもしれないので、

高速料金を支払うときにそれに上乗せしてすこしチップを払いました。

 

基本チップはいらない文化のようですが、

4人で3時間半移動して高速代込みで2600ルピー(5000円)くらいだったので

50ルピーのチップで喜んでもらえるならありがたいです。

日本でだいたい同じ距離の

東京―日立間をタクシー移動するイメージですが、

そんなんしたらいくらかかるやら…

思わずNavitimeで調べてみたらおよそ6.6万円でした

こわい無気力

 

 

日本もGOタクシーを京都で使ったときはとても便利でした。

でもつくばのような観光地ではないところではほぼ見ない気がしますが、どうでしょう。

地元民で車を持っているから使うことがないので、気づかないだけかしら。

なんにせよ、とにかく人が多いインドでは

収入が低い層の人口がとても多く

安いタクシー運転手のなり手が多いそうです。

 

日本では最低賃金が決まっているので

料金自由化とはいかないのですね。

料金で戦えないなら、サービスで戦わなくてはいけません

英語や中国語などの外国語が堪能で、

入り組んだ東京の街を走りこなせるドライバーさんがいたら、かなり需要がありそう、なんて思いました。

今回私たちも、ヒンディーしか話せないドライバーさんよりも、英語が話せるドライバーさんはリピートしたいと自然に思いましたもの。

資源のない日本が継続的に外貨を稼ぐには

やはりサービスとしての言語は必須だと思います。

そして、言語以前のコミュニケーション能力もね。

 

 

 

ムンバイは急激に人口が増えていて

街のそとからの出稼ぎも多いので、

道路や鉄道などをどんどん建設しているそうです。

鉄道は30ルピー(60円弱)で乗れるそうです。

数年後に来たら、もっと便利になっているのかな。

夜8~9時くらいでも大通りには

仕事帰りのサラリーマンやバイクに乗った女性もたくさんいるので

裏通りにさえ入らなければ大丈夫、というかんじ。

インドの方に聞いても、

「ムンバイはスラムにさえ入らなければ

 信仰心が篤くていい人が多いから

 治安がいいよ

と言っていました。

 

ムンバイにいたのはたった2日ですが

治安は上野や渋谷とあまり変わらない印象でしたよ。

(あの辺だって、裏通りには入らないでしょ?)

 

以上で「交通事情編」は終わりです。

次回はインド料理編をお届けします。

 

 

あれ?国語はどこいった?w

ってかんじですが、

少しずつ夏期講座の準備などもしていますので

またおいおい告知します!