こんにちは。
わかば国語・作文教室のわかばです
先日のアート国語クラスでは
「俳句」を作りました。
例年この時期に取り組んでいて、
このコンクールに応募してもらっています。
そのために、まずは
「季語」について学びました。
春・夏・秋・冬
その季節らしいものを思い出して
書きだしてもらいます。
チーム対抗戦にしたのですが、
今年の子たちは
「春」に苦戦していましたね。
多い年は30~50個書き出せるのですが、
今年は20個弱でした。
ヒントとして
イベント
食べ物
生き物(虫・魚)
植物(野菜・花)
などの大きな枠組みを
ホワイトボードに書いておいたのですが、
なかなか「植物」や「生き物」がでてこない
みんな外遊びもよくしているし
「知って」はいるんです。
「おたまじゃくし」も
「桃の花」も言われればわかる。
でも自分では思い出せない
こどもってそういうもんです。
自分がこどものころを思い出しても
さんざん虫や草で遊んでいましたが
「それがいつの季節か」なんて
まーったく気にしていませんでしたもの
自分自身が一年中スカートで
「季節感なし子」でしたから
それがいつから
「秋といえばトンボ」と
結びつくようになったかといえば…
学校の授業などで
「トンボ=秋の季語」と言われ、
言われてみれば確かに秋だったわ…
と実感が言語化されてから
だと思います。
だから、今回の授業で
「桜餅って柏餅とちがうんだ」
「そういえばカマキリは冬に見ないな」
「トマトって夏が旬かも」
「確かにみかんって冬にたべない?」
と、知っているものと季節が
生徒さんたちのなかで結びついてくれたら嬉しいな
スーパーに行くと、
季節の野菜やお魚がたくさんならんでいます。
たまにはおうちの方と一緒にスーパーにいって
今の季節は何が安くておいしいのか(旬なのか)
おしゃべりしながらお買い物をしてみてください
理科と国語が学べるだけでなく、
ついでに産地までみたら、
社会まで楽しく覚えられると思いますよ
(そして「レタス持ってきて」と言ってみてください。
けっこうな確率でキャベツと迷って
商品名の札をしっかり読んでくれると思います)