こんにちは。
わかば国語・作文教室のわかばです
先日、中学生と読解授業をしていて
「情感(じょうかん)」
という言葉が出てきました。
幸田文さんの文章で
「木というものは、こんなふうに情感を持って生きているものなのだ」
という文章なのですが、
全体的に言葉遣いが難しいので
音読してもらっていたんです。
そうしたら生徒さんから
「情感ってどういう意味ですか」
って聞かれました。
「あー『感情』とだいたい同じかな。
感情は「個人的」で「喜怒哀楽なんでもいい」けど、
情感は「人々が感じるもの」でエモい感動がある…
ってかんじかなぁ。
まぁ似てるよね。」
というようなざっくりした説明をしたら、
「なるほど!
昭和時代の逆言葉みたいなかんじですね」
って返事がきました
昭和時代の?逆言葉?
「ザギンでシースー、的な?」
と返したら
「それそれ!ですよね?」
って言われて
ツボに入ってしまいました
それではないでしょ
でも、
なんて自由でかわいい発想
とはいえ、
感情をシースー的に格好つけて
「情感」って言ってみました
とか、
幸田さんやらんと思うぞ
ちなみに、
中学生の国語で私がよく使う教材は
こんなかんじです。
県立高校対策にもなるので、
40字程度の記述がある問題集が好きです。
↓国語が得意な子にはこちら。
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