発達グレー? | わかば国語・作文教室

こんばんは。

わかば国語・作文教室のわかばですクローバー

 

こういう仕事をしているので

「国語が苦手です」

「勉強が苦手です」

という子と会う機会も多く、

「うちの子、発達グレーですかね?」

というご相談を受けることもあります。

 

現在の学年で輪切りにされた

学校教育に馴染めないことを

発達グレーと呼ぶのなら、

そうかもしれませんね。

 

でもなんかそれって

いつも違和感があって凝視

 

発達って

白か黒かじゃないよね。

 

スピードも方向性も

本当に個人差が大きすぎる。

 

そもそも、医療機関で

「発達グレー」だと診断がついたところで

「だから〇〇しましょう」と

具体的な教育方針の代案が提示されるわけでもないので、

結局やれることって、

その子自身の得意不得意をよーく観察して、

どうやったら得意を伸ばして苦手をカバーできるか

しかもなるべく楽しく苦痛の少ない方法でどうやるか、

っていう試行錯誤をすることだけだと思うんですよ。

 

 

以前、中学2年生で相談にいらした生徒さんもそうでした。

本当にお勉強が苦手で、嫌いで。

最初は国語だけを見ていたのですが、

いろいろ試しているうちに

指示されたことを毎日コツコツ続ける才能があり、

耳から音声を覚えるのが得意だというのがわかったんです。

そこで英語に振り切って例文をたくさん丸暗記してもらったところ、

30点台だった定期テストで70点以上とれるようになって、

そこから他の教科のお勉強もがんばるようになり

見事に志望の進学先から合格をもらってきてくれました。

(あれ?広告みたいな文面になっちゃったw)

 

閑話休題。

 

 

漢字が書けない。

「、」や「。」がない。

文字を目で追えない。

読み間違いが多い。

聞いた音を復唱できない。

 

 

親はどうしても「できない」

ことに目がいってしまいます。

 

でも本当に

発達はカラフルスター

 

いろんな子がいます。

 

 

 

 

だからこういった本↑などで

色々と情報を得るように心がけているのですが、

発達障害・発達グレー関連の本を読んでいつも思うのは、

 

これ、こどもみんなに当てはまるんじゃない?

 

ということ。

 

「●●しちゃダメ!」

より

「〇〇したほうがいいよ」

という肯定の声かけにするとか。

 

「ノートの色やえんぴつの種類によって

 本人の集中が変わってくるから

 よく観察して選ぶ

とか。

 

どこに勉強しづらさが転がっているかは

本当にそれぞれ違うので、

まだまだ学ぶことがたくさんあります。

 

かぼ太(小2)もね、

なかなかユニークで

発達

なボーイですのでデレデレ

 

 

役立つ知識はどんどん試して、

彼に合った学習内容を見つけていきたいです。

どんな伸びしろが見つかるかわくわくキラキラ

 

 

ちょっと遠回りしましたが、

 

発達グレー関連の本には抵抗がある方もいらっしゃると思うのですが、

発達なんてもともとカラフルだから!

サクっと読んで使えるとこを使っていきましょうラブラブ

 

 

というお話でしたウインク