っていう話を、
今日の高校生の授業でしていました。
いままでその子は
IB国語(インターバカロレア)の
TOKエッセイ(最終レポート)を書いていて、
3000字以上かけて、とにかく論理の飛躍がないように知識の背景からことこまかに証明していく技術を磨いてきたんです。
でもここに来て400-600字の小論文が必要になって、急遽練習を始めたのですが、
IB国語のくせが抜けなくて、論点が深まる前に字数がいっぱいになってしまうのです
そこで私が言ったのが冒頭の
「小論文はバスケ」
です。
IBは…野球かなぁ。
攻めるときは時間をかけてじっくり見定めた一球で勝負にいき、
守るときは全員でがっちり守る、
みたいな。
一言一句を精査して、論理の飛躍がないように論点を絞って攻め落としていくかんじ。
それに対して、大学入試の小論は、
攻めろ!入れろ!どんどん点とれ!
っていうバスケイメージです。
採点者が「当たり前だろ」と鼻で笑うような前提条件はすっとばして、学んだ知識をひけらかしながらとにかく論点をぐいぐい発展させていくかんじ。
※個人の感想暴論です
とにかく
「今までとは別の競技だから
別のルールで戦うべきだ」
というのを印象づけたかったんです
全ての文章には目的があります。
目的が変わればルールも変わります。
作文と小論文は別物ですし、
感想文と物語文も別物です。
入試の小論文の目的は何ですか。
小論文のルールを知るには、まずはそれを考えましょう。
それでも書き方がよく分からない人は、
ノウハウ本がたくさんでているので、
素直に練習してください
↓「なんも書けん…」という人はここから
↓志望学科がきまっている人は
各学科対策のもので背景知識も補充して。
↓小論文用ではないけれど、
文章を上手に見せるコツがわかりやすくまとまっているので、おススメ。
作文はスポーツですからウソッ
基礎の型を繰り返せば、
模範解答のようには書けなくても
それなりに書けるようにはなりますよ