【背景知識】~戦争~ | わかば国語・作文教室

こんばんは。

 

8月15日に

「妻と飛んだ特攻兵」

のドラマを見て興奮し、

泣きすぎて寝不足になった

わかばですクローバー

 

 

 

特攻の話はいろいろ見たり

読んだりしてきましたが、

満州での出来事が

描かれているものは

あまりなかったので、

新しい視点だなと思いました。

 

そして、主演キャスト陣の

感情を抑えた表現のおかげで

見ている方が取り残されることなく

感情移入できる作品でした。

(寝不足になるくらいw)

 

さて。

今日、アート国語クラスの

みなさんにもお話したのですが、

小学4~5年生くらいになったら

そろそろ戦争関連のアニメ

見ておいていただきたいと思います。

 

たとえば、

「配給」「もんぺ」「防空壕」

という言葉は、

登場人物たちが自然と使っていれば

映像とともに意味が分かってきます。

でも、教科書やテストでいきなり出会うと

なんとことだかイメージできないので

話のスジがわからなくなって遭難します。

 

すばらしい実写映画もありますが、

個人的には実写はパンチが強いので、

アニメから入ることをおすすめしますキラキラ

 

ということで、

第二次世界大戦下の日本を

描いたアニメ4作品をご紹介します。

(と言っても、有名作ばかりなので

みなさん知っていると思いますが)

 

①「風立ちぬ」

実在の人物をモデルに

スタジオジブリが作成した映画です。

こどもがわくわく!

という派手な展開ではないですが、

戦闘などはソフトな描写なので

当時の雰囲気をまずは味わおう

という子にはいいと思います。

 

 

 

②「火垂るの墓」

言わずと知れた有名作。

楽しい!というシーンはほぼないので

心の準備をして見ましょう。

思い出すなぁ。

大学のころ友達の家に泊まって

女子トークで盛り上がっていたら、

急にその子がテレビをつけて

「今日は8月15日だから黙ってこれを見るよ」

と、うむを言わさず火垂るの墓鑑賞会にされたこと照れ

彼女、広島出身だったし、

平和ぼけした茨城県民は逆らえなかったなぁ…

 

 

③「うしろの正面だあれ」

東京大空襲を生き延びた少女の

自伝的な物語。

丹念な当時の暮らしの描写が、

時代背景を知る教材になるだけでなく

悲劇的なラストに感じることも多いはず。

 

 

 

④「この世界の片隅に」

つらいだけではなく、

日常生活のなかの幸せや笑いも

ちりばめられた良作。

一部大人向け(?)の描写もありますが

わからなければわからないまま

スルーできる描きかたなので、

保護者の方のGOが出れば

ぜひ見ていただきたい

イチオシ作品です。

 

 

 

他にも

おすすめ作品があったら

ぜひ教えてください黄色い花

 

高校生以上は実写もぜひ。

 

「父親たちの星条旗」

 

 

「硫黄島からの手紙」

 

 

「私は貝になりたい」

 

 

「永遠の0」

 

 

「僕たちの戦争」

 

 

「ライフイズビューティフル」

 

 

「シンドラーのリスト」

 

 

「ひめゆりの塔」

 

 

 

映像が苦手な方は

小説版でもOK

この中で言うと、

「ぼくたちの戦争」

高校生が一番感情移入しやすいと思います。

私が一番衝撃を受けたのは

ライフイズビューティフルです。

(ラストで魂ごっそりもっていかれます。)

 

 

さまざまな作品に触れて

感情を動かされておくと、

考える引き出しが増えます。

テストうんぬんはさておいても、

いい作品と出会えることは

幸せなことだと思うので、

お好みの作品を探して

いろいろ見てみてくださいウインク

(できれば受験生になる前にねアセアセ