こんにちは。
わかば国語・作文教室のわかばです
この本、まだ読み途中なのですが
おもしろいです
タイトルが衝撃的で
おもわずポチってしまいました。
私がやっているグループ授業は
ほとんど小学生ばっかりだから
みんなの前で褒めると
喜んでくれるんだけど
実はいやがっていたのかなぁ
とか思って
先日のアート国語のときに
みんなに聞いてみましたよ。
そうしたら、うちのお教室の
生徒さんたちは全員
「みんなの前でほめられたら嬉しい」
と答えてくれました(よかった)
でもそれもそのはず。
本書には、小3~4年生が
人前でほめられて嬉しい
ピークだと書いてあるのです。。
その後はどうなっていくのか…
詳しくは本書をどうぞ
いい意味でも悪い意味でも
目立ちたくないという心理が働く
今の大学生~20代くらいの世代を
「いい子症候群」と、筆者は呼びます。
筆者は大学の授業を通して
現代の大学生と触れ合っています。
そこで見聞きした若者感覚を
説明してくれるのですが…
もうね。
40代の私には
予想もできない発言や考え方
がたくさんでてくるのですよ
①先生、どうか皆の前でほめないでください
②自分の提案が採用されるのが怖いです
③成功した人もしない人も(そして努力した人もしない人も)得られるものは平等にしてください
④匿名でできて準備しておいてくれて責任はなくて感謝されるボランティアなら、頼まれればやるんで、ぼくって優しいですよ。
え。
ごめん
つっこみが渋滞しすぎて
読みながらフリーズ
してしまった
共感できなすぎて
ちょっとしたホラーなんですけど
私は就職氷河期の谷あたりに
大学を出ている世代なのもあるのか、
「欲しいものは欲しい」
と言わないと手に入らない
と思っているんですよね
でも、「欲しい」「やりたい」
とがっつく人になりたくない
と「いい子」たちはいう。
それぞれの時代の
生存本能に従って
そういう価値観になっているんでしょうから、
どっちがいいとか悪いとかじゃないけど
押しても引いても
なかなか自主的に学習しない生徒さんも
心のなかはこんなかんじなのかな~
と、
思うところがちょこちょこあって
少し謎が解けた気がしました。
(そりゃぁアツい言葉ほど響かないわけだ)
若者の気持ちがわからない
イタイおばさんにならないように、
ちゃんと最後まで読んで
今後の声かけに生かして
いきたいと思います
……でもとりあえず。
いい子症候群の子たちの特徴である
『困ったときは黙っていれば大人がなんとかしてくれる』
なんていう大学生の処世術は
(正直「いつまで子ども気分だよ」ってイラっとするし)
日本以外では通じないと思うので、
うちの子と、うちに通ってくれる子には、
「自分で決められる子」
になってほしいなと思いました
つい口を出しすぎてヘリコプターマザーに
なってしまいそうになるので、
気をつけなきゃな