今週のグループ授業では
読書感想文を書いています
おさつ(小3)も参加しているのですが、
授業前日になって
『使う本を変えたい』
と言い出しました
わたしはふだん
『どんな本がいいですか』
と生徒さんに聞かれたとき
『漫画以外なら何でもいいよ』
と言っているのですが‥‥、
おさつがニコニコと持ってきた本を見て
思わず
『楽しく書いて文章が上手になりたいだけならそれでいいよ。
先生に気に入られて学校代表になりたいんだったら、その本はおすすめしないな。』
と本音が漏れてしまいました🤣
おさつは1年生の時も2年生の時も
好きな本で自由に意見を広げる練習をしたので、
およそ小学校の先生のお好みな
結論にはならなかったのです😁
わたしは、書く力さえつけば、
学校の先生に気に入られるかどうかは
あまり大事ではないと思うのでね
でも今年は
『読書感想文で学校代表に
選ばれるようになりたい』
とおさつが言うので、
わたしがいくつか本を提案し、
その中から選びました。
(いとうみくさん、森絵都さんの作品などは、
気持ちの描写が細かくてテーマが深いので、
中学入試にもよく引用されます。
普段から本を読みなれている子にはおススメです。)
なのに。
それを変更して、これにしたい!
とおさつが持ってきた本が、こちら。
人気シリーズですねーー
命がけの鬼ごっこ。
身近な設定でスリリングな展開が
たまらなく面白いようです。
書き方によっては、
おもしろい着地になるので
軽くヒアリングをしまして……
どのシーンが気に入って、
自分にどんな変化があったの?
と聞いたら、
『信頼していた○○にだまされたシーンが衝撃で、
大人ってこわいな、友達を信じようって思った。』
と
わーーーお、
また大人は絶対書かない着地だね
いいけども。
正直な感想で、
ママは嫌いじゃないけども
このままでは、
【結論の抽象化】が
おかしなことになっているので
学校代表はむりですよ?
書きたい文を書くか。
読ませる文を書くか。
小学校高学年以降は
読み手を意識した文章を
書くことになっていくので、
いまのうちにのびのび
自由に意見を広げてもいいし。
少し背伸びして
読ませる文の書き方を覚えるのも
視野が広がっていいかもね
さて。おさつさん。
今年はどちらでいきますかねぇ
つくばカピオにて小学生向けの
グループ授業を2クラス実施中。
【論理国語クラス】
水曜16:30-18:30
アクティブラーニングの手法を多用して論理的に書くことと話すことを学び、読解力と記述力の向上を目指します。
【アート国語クラス】
※満席(次年度予約受付中)
金曜16:30-18:30
アート感覚で国語を楽しみながら各種コンクールに挑戦し、語彙力と表現力をつけることを目指すクラスです。
コロナ収束までは少人数での開催となります。
入会は先着順です。
詳しくはHPをご覧ください