こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです
昨日は、シナリオ創作&実演講座の
2回目でした
いや~楽しんでますよ、私が
小5、小6、中2のお年頃女子に囲まれて、
完全に女子会気分
ドロドロギラギラの女子トークをしながら
それぞれ自分の決めた設定にそった
シナリオを書き進めています
今回扱った主なテーマは、
・セリフの目的の読み取り
・シーンとはなにか
・いいセリフの条件とは
この3つです。
セリフの目的の読み取りで練習したことの1つは
「言葉の裏にあるセリフを読むこと」です。
通称「裏セリフ」=本心です。
A「あ、やばい。ハンカチ忘れちゃった。」
B「これ使う?」
こんな短い会話にも、裏セリフはあります。
裏セリフを読むコツは、
「なんのためにこのセリフを言ったか」
という目的を探ることです。
A「あ、やばい。ハンカチ忘れちゃった。」
↓
目的:ハンカチを忘れたことを伝えて助けてもらうこと
裏セリフ
「ハンカチかしてとか図々しく言えないけど
かしてくれたらうれしいな」
B「これ使う?」
↓
目的:(Aの裏セリフの意味を理解して)助けること
裏セリフ「いいよ、かしてあげる。」
こうやって裏セリフがかみ合っているから
会話が成立するわけです。
でもこんな会話はどうでしょう。
A「あ、やばい。ハンカチ忘れちゃった。」
B「私はティッシュ忘れたよ。」
…え?
ってなりますよ、Bみたいな友達がいたら
これは、裏セリフがかみ合ってないから
おかしいんです
もしこのBのセリフを成立させようとしたら、
裏セリフを
「私はあなたを助ける気はないわ。
私は自分のことさえちゃんとできないって、
とぼけてごまかしちゃいましょう。」
と設定することになります。
だから、そう言われたAは
「え?(私きらわれてるの?)」
となるのです。
空気が読めないと言われる人は、
だいたいこの「裏セリフ」が読めていません。
対人関係をスムーズに進めて
幸せ女子になるためには、
「裏セリフ」を読む力が大切ですよ。
相手のセリフから目的を読む
ぜひ日常にも取り入れてみてください
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