こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです
あっという間に8月になっていましたね
みなさん、夏休みの宿題は順調に進んでいますか?
今年はカピオで読書感想文講座を開催しましたが、
参加してくださった生徒さんたちから
ぞくぞくと清書原稿が届いています。
清書原稿といっても、
添削されずにそのままOKになる生徒さんはいないので、
そこからさらに修正をして、
完成原稿に仕上げていきます
その添削のなかで、
多くの生徒さんが指摘されているのが、
「読点(、)の打ち方」です。
学校ではなんて教わるのかな
息が苦しくなったら「、」を打ちなさい、
とか。
(オレ一息で読めるし、とかいう男子が
必ずでてくるやつね)
意味の切れ目で「、」を打ちなさい、
とか。
(そもそも意味の切れ目がわかってないから
打つ場所がちがうんだけども)
長くなったら「、」で切りなさい、
とか。
(長いってどんくらいですか~って
フィーリング任せな丸投げね)
これではちょっとざっくりすぎるので、
私はこんなルールをお伝えしています。
【読点(、)を打つときの基本ルール】
①なるべく20~30字で一回打とう
(原稿用紙なら、1行で1つが目安)
②つながる言葉が遠いときに打とう
(修飾語と被修飾語が遠いときは
「、」で切っておくと読みやすいです。)
③並列や対比になるときは、
1つの要素を書き終わったときに打とう
小学校1~3年生なら①②で十分。
4年生以上は③までわかるといいですね。
細かく言うと20個くらい「、」の打ち方のルールはあるのですが、
全部覚えるのは大変なので
まずはこの3つを覚えて
使いこなすことを目指してみてはいかがでしょうか