第二次大戦末期、クンマースドルフ戦車中隊第一偵察小隊長だったユーティンマール中尉。
気性は荒いが、
「無発砲こそ、偵察屋の真髄」を通した頑固者。
新しく受け取ったこの火力強化型偵察車輌の75㎜砲も、一度も火を吹く事は無かった。
犬と蜂が苦手。
その遠い子孫、一年戦争から復員後に家業である自動車修理工場を継いだユーティンマール社長。
様々なガラクタを購入しては仕事そっちのけでレストアに精を出している。
日々増え続けるガラクタにレストア作業が追いつかないが、ヤル気は満々。
従軍した戦争の事はあまり話したがらない43才、2人の子持ち。