さほど動的な要素の無い情景では悩む必要の無い事なんですが、ジオラマって空間を切り取ってるのと同時に時間も切り取っているんですよねえ。
例えばヒコーキが飛んでるなんて派手な場面で無くても、走る人なんて地味ぃなトコ再現したい場合でも、これはもうなんとしても宙にモノを浮かせようと躍起になったりする訳です。
モノの不安定さって見せ方の他にも残像表現なんてのがありますが、立体を空気に馴染ませるのはなかなか容易な事ではありません。
なので、超高速度撮影された写真の様に全てがくっきりと止まった情景が一番無難で健康的な収まり方なんでしょうねえ。
分かっててもやってみたくなる天の邪ン鬼ー(笑)、走ってるクルマのタイヤで回転表現なんかやってみたくなったんですけど、結局何も盛り込めずに終わっちゃいました(笑)。
キモはシャッタースピードの設定にある、と踏んでます。