吾唯足知 | 節操の無い庭

節操の無い庭

築40年近い中古物件で意図せず手に入れた和の庭園の模様。自然、生き物、家族、自分のことなど。備忘録。

今年は花が咲く時期に、荒れた天気の日が続き、ゆっくり梅を楽しむことができず。
しかも、旦那の激烈な剪定により花も少なめ。
嵐の後に散り落ちた花びらを記録。


伐採された庭の何かしらの老木も放置、旦那からすれば庭を彩る装飾品の一つなんだろう。

梅は雨の日の方がきれい。
雨に濡れた木のどす黒さに花びらが映える。

我が家にも置かれている「知足の蹲踞(つくばい)」

知足とは、人間の欲を戒める言葉として禅宗のお寺などでよく引用される言葉。

徳川光圀(水戸黄門)の寄進といわれ、本物は龍安寺の非公開の茶室「蔵六庵」に置かれているらしい。


我が家の蹲居は水が溜まらんようにドリルで穴が開けられている。蚊が嫌いな旦那により貫通されていた…

そして池には砂利敷き詰め…

原型留めず…

いつか本物の蹲居を龍安寺に見に行きたいもんやな…