「堀河百首」各題の心を読む【立春~苗代】 | わたる風よりにほふマルボロ

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美しい和歌に触れていただきたく。

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及ばぬ高き姿を追へ。

新古今見ざる歌詠みは

遺恨のことなり。

 

ごきげんよう、梶間和歌です。

 

 

Facebookグループで

「堀河百首」題のチャレンジを

始めたところ、

盛り上がっていてうれしいです、

 

という昨日からのお話ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

歌を詠み慣れない

メンバーさんにとって

詠むきっかけになったら、

 

マンネリを感じている

メンバーさんにとって

ふだん詠まないやり方や題で

歌を詠むきっかけになったら、

 

というおもいからの

呼び掛けなので、

参加メンバーさんへの要求は

何もないのですが。

 

 

無手勝流の現代短歌でなく

現代において

あくまで和歌をするのだ

 

という私の目的は、やはり

 

ベーシックな100題の心を

改めて見つめ、捉える努力をし、

そのとおりに

和歌が詠めるようになること。

 

 

ですので、

 

「堀河百首」の16名の歌人が

その題で詠んだ16首、

また各種辞書や先例を調べ、

 

“その題で詠むべき心”

を知ったうえで

いったんそれに沿って詠む

 

という形で挑戦しています。

 

 

(参加メンバーさんに

 そこまで求めてはいません。

 そもそも全員が和歌をする方ではなく、

 短歌の方もおられますし、

 初心者さんにも楽しんでいただきたい)

 

 

 

そうして学んだ事を、

ここしばらく

Facebookグループで

シェアしてきたのですが、

 

せっかくなので

外に出しても差し障りない形で

ブログにもまとめ、

 

自分の復習に役立てたり

ブログ読者さんの参考にしたり

できれば、と思いました。

 

 

ですので、ここからは

コラムというより

記録というニュアンスになりますが、

 

ここしばらくの梶間の学びを

お楽しみいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ内では

梶間がその題で詠んだ歌も

公開していますが、

こちらではそこを削除。

 

 

 

さて、合わせて

 

引用にも書いたものですが、

和歌をなさる方であれば

必ず役に立つアイテムも

ご紹介しますね。

 

 

題の心を知るとか

縁語を学ぶとか

その題で詠まれた用例を知るとか

 

というと、まずは

『歌枕歌ことば辞典 増訂版』。

 

 

各項充実しており、

帯にあるとおりまさしく

「読む辞典」なのですが、

 

それ以上に、

冒頭の「概説」の部分が

大変参考になります。

 

何度も繰り返し読み

血肉にしたい文章。

 

 

さて、こちらは

 

基本的な用語でも

案外違いが分かっていない、

ニュアンスを理解していない、

 

ということにいつも気づかされる

『古典基礎語辞典』。

 

 

この2冊は

歌人必携ではないかしら。

 

あ、現代短歌の歌人だと

知りませんけれど。

 

 

今回私の取り組んでいる

「堀河百首」の実際の詠は、

ウェブ上ですと

こちらから読めます。

 

 

 

 

さて、

まあまあの文章量になったので

続きはまたにしますね。

 

 

この歌題の心を捉えるシリーズ、

たまに

まとめて掲載しますので、

 

Facebookグループには

ちょっと……という方も

楽しみにお待ちいただけたら

と思います。

 

 

Facebookグループはこちら

 

 

 

「堀河百首」チャレンジを始めた話

 

 

 

 

いつも応援、

また金銭的なご支援も

本当にありがとうございます。

 

金銭面の懸念された引っ越しも

なんとか終え

もうすぐ1年になりますが、

おかげさまで

無事生活できております。

 

見守ってくださるすべての方に

感謝しつつ、

貴重なお金を使って

ご寄付、また引っ越し祝いを

下さいました方には

特に厚く御礼申し上げます。

 

 

今後とも

それぞれの及ばぬ高き姿を

それぞれの役割とペースで

追ってゆきましょうね。

 

私は和歌において、

あなたはあなたの領分で。

 

 

梶間和歌にいっそう和歌仕事に

集中させるべく、引き続き

応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

それでは、またね。

 

 

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