和歌コミュニティを運営して~一首入魂の前に~ | わたる風よりにほふマルボロ

わたる風よりにほふマルボロ

美しい和歌に触れていただきたく。

*:..。o○ ○o。..:*

梶間和歌プロフィール小説

 

梶間和歌YouTubeチャンネル

 

歌集『生殖の海』

ご購入はこちら


歌をやり取りする

facebookグループ

*:..。o○ ○o。..:*

new近日中にインスタグラムにて

読者プレゼントを始めますnew

 

newnote新企画

「源氏で紡ぐ和歌便り」

2020年12月分アップしましたnew

*:..。o○ ○o。..:*

 

 

及ばぬ高き姿を体現する

子宮系歌人 梶間和歌です。

 

 

コミュニティ運営の話から派生して、

今日はいつもの“多作のススメ”。

 

人によっては

耳に痛い記事かもしれませんし、

「そりゃそうよね」と思ってもらえる

記事になっているかもしれません。

 

おとといの記事からご覧ください。

【ニーズ? 大衆受け? なにそれおいしいの? 】

【自発性を促す仕掛け】

 

 

 

昨日のこのスクショ

では

 

月平均詠歌数を約120首として

計算して、

年間の詠歌数をだいたい

1400~1500首と書きましたが、

 

2020年の私の詠歌数、実際には

1227首だったようです。

 

 

(シートの1行目を引くのを忘れて

 数え間違えたようです。

 実際には1227首でした)

 

 

 

「所属結社の月詠で

 決められた歌数

 プラスアルファだから、月に

 だいたい10首とか20首詠むのが

 精いっぱい」

 

なんてお声も聞きますし、

そうでない方、もっと詠まれる方も

いるとは思います。

 

どちらにしても、ほとんどの

「私も歌を詠むよ」という方から見て

 

 

年に1500首も1227首も誤差

 

と感じられる範囲かな、

と想像します。

 

 

 

もちろん

詠歌スタイルは人それぞれ、

 

多作がすべてではない

ということはいつも言うとおり。

 

 

一球入魂、

一首一首に全力投球するから

歌数が少ない、

その代わり一首一首が

すべて秀歌ばかりだ、

 

という方がいらっしゃるとしたら、

それはすばらしいことでしょう。

 

 

ただ、現実問題

 

ある程度の数を詠まなければ

一球入魂以前の問題、

上手くなるものもなれない、

 

という側面も

見逃してほしくない……かな。

 

 

一球入魂方式を採用してよいのは

 

インプットとしての

“歌を読む”ことを

ある程度やり、同時に

自分でも歌を詠み、

詠みまくり、

最低限の地力が

備わったあと

 

ではないか、と思うのです。

 

 

 

私は高校で空手を始め、

2年で形(かた)競技の

国体の県代表になりました。

 

体力もなければ

技の基礎もできないうちは、

一番初歩的な形(かた)でさえ

教えてもらうことは

ありませんでしたよ。

 

 

初歩の形、そして上級の形を

教わるようになってからも、

 

基礎的な体力トレーニングや

突きや蹴りなどの

ひとつひとつの技の稽古を

死ぬほどやったあと、

ようやく形の稽古、です。

 

 

合宿の時など、

合宿所から稽古場まで

十何キロ走ったあとで

基礎の稽古をやり、

 

形の稽古は

午後とか一日の終わりとか。

 

そんなのふつうでした。

 

ダンベルはやらなかったけどね。

 

 

「これ何のためにやってるのかな」

「もっとかっこいいコトやりたいな」

なんて煩悩も吹っ飛ぶくらいの

基礎トレーニングを

死ぬほど積み重ねた、その先に、

 

上級の稽古があり、

上級の競い合いがある。

 

 

スポーツの世界であれば

当たり前のことではないかな。

 

 

スポーツではないから、歌だから、

基礎の体力トレーニングを

すっ飛ばして

「一球入魂、一首入魂で

 一首仕上げるのに1ヶ月かけます、

 なので月に1首、年に12首しか

 詠めません」

で上達する、

 

などという幻想は

ちょっと……難しいでしょう。

 

 

何事も完璧主義者は上達が遅い

とは

先のスクショにも書いたとおりです。

 

 

 

いえ、それがどうしてもやりたいなら

否定はしませんが、

 

私は、私に

アドバイスを求めてくださる方に

そのやり方を勧めません。

 

せっかく

私に聞いてくださるんだもの。

確実に上達する方法を

責任もって勧めたい。

 

 

私の口から確実に勧められるのは、

 

「初期のうちは

 一首一首の出来など気にせず、

 とにかく歌の形にしてみてください」

 

「それをどこかに発表して

 賞を取ってやろう、なんて下心は、

 どのみち叶いませんから、

 安心して

 死ぬほど捨て歌を詠んでください」

 

「死ぬほど詠んだうえで、

 どうしてもこの歌を

 賞を取ったり評価されたりするくらい

 整えてみたい、という一首があれば、

 添削もしましょう。とはいえ、

 一定のレベルになるまでは、

 たくさん読み、そして詠むことに

 まさる上達方法などありません

 

というマッチョな、

しかし私も通ってきた道だけ。

 

 

とはいえ、そのマッチョなやり方を

ひとりで孤独に続けるのは

私のような変態でないかぎり難しい。

 

だからこそ、

 

シークレットグループという

安全な場所を確保して

「ここでならいくらでも失敗できるよ」

と開放しているのです。

 

 

 

あと少しで終わります。

明日の記事をお待ちください。

 

【ニーズ? 大衆受け? なにそれおいしいの? 】

【自発性を促す仕掛け】

【一首入魂の前にする事があるよ】

【リーダーが背中を見せろ】

 

 

いつも応援ありがとうございます。

 

それぞれの及ばぬ高き姿を

それぞれ追ってゆきましょうね!

 

 

引き続き、応援

よろしくお願いいたします^^

 

キラキラ歌集を買って応援する

キラキラその他サービスを利用する

キラキラnoteのマガジンを買ってみる

キラキラココナラのサービスを見てみる

キラキラ執筆依頼をしてみる

キラキラ講義依頼をしてみる

 

 

それでは、またね。

 

 

*:..。o○ ○o。..:*

 

いまの水準、いま以上の水準で

和歌活動を続けるためのご寄付を

募っています。

ご無理のない範囲で、どうぞ

よろしくお願いいたします。

 

*:..。o○ ○o。..:*

 

 

 

 

梶間和歌の評論の掲載された

『短歌往来』2020年4月号

 

「現代短歌社賞」応募作8首抄

掲載された『現代短歌』

2020年1月号

 

和歌・短歌みくじとして遊べる

LINE公式アカウント

友だち追加

 

執筆、講義のご依頼はお気軽に。

キラキラ執筆関係キラキラ

 

キラキラ講義関係キラキラ