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及ばぬ高き姿を体現する
子宮系歌人 梶間和歌です。
もう1月も4日、正月ボケは脱して
それぞれの及ばぬ高き姿を
追う営みを
厳しくやってゆきましょう。
「そもそも
正月らしさ皆無だったじゃん」
というツッコミも
積極的に受け付けております。
和歌におけるイデアの話、
本意(ほい)の話です。
歌集あとがきの
お察しのとおり、いくつかの章には私自身をモデルとした作中主体もいる。
あくまでモデルであり、物語を最も美しくするために私のなかの特定の要素をデフォルメしていること、事実より真実の美を描くことを第一としていることは、ご理解いただきたく思う。
は、言葉を選ばず翻訳すると
短歌使ってオナニーやってる奴らといっしょにすんな
という意味になりますね、
というところまで話しました。
自我で詠んだ歌は自己満足で、人様に見せるものではない。いっぽうで、ある特定の自我“のイデア”で詠んだ歌には価値がある、というか、(短歌はともかく)和歌とはそうやって詠むべきもの。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) December 30, 2020
贈答以外の和歌を詠むにあたり、
イデア以上に優先すべきものなど
ありません。
ですから、
良い歌のため、
良い歌集のため、
表すべきイデアを表すために
使えるすべてを使うだけです。
自分の感情や経験を表現したい、
それらを理解してほしい、
などという子どもみたいな欲求で
歌集を編むのは
現代短歌の人たちのする事。
和歌を愛し
和歌に敬意を払う人間が、
そんな低俗な動機で
歌集編集などという
死ぬほど労力のかかる事を
するものですか。
歌集編集と出版をナメんなwww
一生に数回でじゅうぶんの
大変さだったわwwwww
ですので、もう一度整理して
理解していただけたら幸いです。
私が歌を詠む際、
自分の経験や感情を
使うことはあっても、
理解や共感をされることを
目的として
自分の経験や感情を
表現することは、ありません。
(中世の歌人たちも、
贈答歌以外ではそうでした)
「この恋は、和歌における
○○の恋のイデアの体現に
非常に役に立つ」
と判断したら、
その恋をとうに乗り越えて
「そんな恋あったっけ?? 」
「そんな元彼いたっけ?? 」
状態になったあとでも
何度でも何度でも歌に使います。
(もちろん、乗り越えていなくても
使えると判断すれば使います)
理由は、
「使えるから」、一択。
そうして表された
“○○の恋のイデア”が
しあわせや楽しみであることは、
和歌の伝統を踏まえると
ありえない。
ラブラブハッピーの歌集など、
短歌集ならともかく
和歌集であるかぎりありえません。
それを見て
「もっとしあわせに生きてほしい」
とかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
無知の表明は
ご自身のSNSで垂れ流すにとどめ、
わざわざ1対1の
DMやメッセージを使って
しないでいただきたいものです。
無知を責めはしませんが、
迷惑には違いありません。
こういう崇高な営みを
自己表現だの
傷ついた心のセラピーだの
と捉えるような人を、
私は自分の歌集の読者に
迎えたくないです。
「読んでもらえるだけでも有難い」
ですって?
結社内の知り合いに
頼まれてもいないのに
送りつけることでしか
歌集を読んでもらえない、
贈答文化に毒された
現代短歌の人たちの
寝言でしょうか???
各界の一流の方々の
頑固にも見える姿勢を
追っていますとね、
なにも、有名になったから
お客や読者を選べるようになった、
好きなようにできるようになった、
というケースばかりでは
ないようです。
(そういうケースももちろん聞きますし、
否定はしません)
売れる前から
確固たる信念があり、
もちろん柔軟にできる部分は
柔軟にしつつも
絶対に譲れない部分を曲げてまで
顧客や潜在顧客を増やしたり
お金を稼いだり
といった事はしなかった、
その姿勢を貫いていたら、
それなりに評価されるように
なっていましたよ、
というケースを複数見て
勇気を頂いています。
賢くやれる人は
賢くやるとよろしいでしょう。
ですが、私は
賢くやれるタイプではない。
どこまでも嘘のつけない人間です。
であれば、
賢くやらなくても
しあわせに生きているし
それなりの結果もついてきたよ
という方々を参考に
自分のやりたいようにやるしか
ありません。
大勢ではないとしても、
「そんな姿勢がいいね」
「そんなあなたを応援したい」
という方はいてくださいますからね。
本当は
「和歌において本意(イデア)とは
こういうものですよ」
「ついついしてしまうことなので
仕方ないですが、
積極的に学ぶことで
読みの勘違いを
是正してゆきましょうね」
という話をしようと思っていました。
が、なんだか
梶間和歌の決意表明
(常々言っているものの再確認)
という感じになりましたね。
新年一発目の記事としては
こういうものもありでしょうか。
ん、読者減った?
(もともとほとんどいないよ)
2021年も引き続き
(よろしくしても問題ない方は)
よろしくお願いいたします^^
いつも応援ありがとうございます。
それぞれの及ばぬ高き姿を
それぞれ追ってゆきましょうね!
引き続き、応援
よろしくお願いいたします^^
それでは、またね。