神から人へ。
人から神へ。
人の願いも祈りもことばも、これから後には世の中のため、多くの人の幸いのため、残し伝えておくためなれば、他に何を行うも、神の願いに沿うことならば、神は助けて、仕組みを起こさん。
さらに願えよ、人類の、真の精進昇華の証を。
神の定めの経綸を、遅らすことなく進めてゆけよ。
人の協力、乱れなく、神のことばに従いて、誰も争いいさかうことなく、先ずは神に心を合わせ、神の意に添い、預け任せて、神のことばに違(たが)わずに、神の御心、願いのままにて、素直に生きて、進めばよからん。
さにて本日問いは何なる。
(「日本」と「世界」との関係を、より具体的に、一つ一つの国、例えばアメリカとの関係、中国との関係というように、教えて頂けないでしょうか。
また、中国などでは日本の戦時中の出来事を小学生のころから教え込むそうです。そうしたことはよいことなのでしょうか。教育のありかたなどについてもお教え下さい)
さにてつまらぬ問いならずや。
人の世界は人のこと。
神の世界と異なれば、人は人の規則に従い、人のなすべきことを決めゆけ。
神の世界の起こりしことも、人の世界に移り下りなば、人のなすべきことと変わりて、神の世界と自ずと異なる。
なれば神は指示もなし。
なすべきことのみ示せども、一つ一つは人の責任。
後の結果は人の負うべき、神の定めることならず。
さにて本日二つめの問い。
神の世界の歴史と未来。
神は人に全てを託し、人の世界の繁栄を心に祈り願えども、必ず人は行いもせず、かえりて混乱深めし今よ。
なれば過去の過ちも、そのまま残し、記録を留めて、後の戒め教訓とせよ。
なれどそもまたよく考えよ。
ただに恨みや憎しみ育て、そを増長さすは人の誤り。
神の世界の誤りを、神は正してゆくなれど、人の世界はさにあらず。
さらに過ち繰り返し、進歩も変化も向上もなし。
いつになりても、世の変わりても、人の愚かは治りもせざる。
なれば歴史は大切なれど、何故(なにゆえ)愚かな愚行を正さぬ。
神の意図する人の向上、精進昇華を妨げるのみ。
なれどいつかは裁かれん。
裁かれ正され、直されゆかん。
なれどそもまた人の責任。
神は見守り 祈ることのみ。
人の世界の諸事万端(ばんたん)。
人の気付きて、なすべきことなり。
教育もまた、その一つ。
人を正しく善き方へと、導くためなら、そもまた尊し。
なれど今の世、教育は、心を腐らし、魂汚す。優劣、勝敗、争いの元。
全ては神につながりてゆけ。
さなくばいつかは滅びる仕組み。
そもまた時間の問題なれば、神は見守り、待つばかりなり。
さにて神の願いのみを、人に伝えて、後は任せん。
人の行い、悔い詫びは、己に返りて、結果と現れ、そこから意味を見出せよ。
~続 神誥記 :今日の話題社: (2005/03)ひふみ ともこ より~
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html