己の不安に揺れるときには | 2019R01のブログ

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神から人への最期(さいご)のことばは、人への祈りと、幸(さち)願う、神の全ての思いをこめん。

しばらく待つぞ、天界で。


預け、任すぞ、種人(たねびと)へ。


船出の前の別れなり。

 

涙は不吉の前兆なれば、笑い見送り、励まさん。
 

無事の帰還を。
 

豊かの実りを。
 

積み荷は軽く少なかれども、戻らんときには大猟の、旗振り戻れよ、笑み輝かせ。
 

神には少しの憂いもなきぞ。
 

嬉しく別れ、楽しく待たん。
 

人は神の子、己を信じよ。

 

己の信は、神にも通じん。
 

己の不安に揺れるときには、神を思えよ、心の奥の。


常に呼び掛け 守らるる、己の内なる神に問え。


神に守られ導かるる、永き海路を信じて進め。


嵐もあらん、日照りに泣かん。

 

なれど必ず治まりて、よき日は巡らん、順風吹かん。


進路に障害、危険もあらん。

 

なれど恐れず前進続けよ。
 

永き旅路の終わりに会える、神との再会、それのみ祈れよ。


神の心を残さず、伝え、今ようやくに、役を解かん。


天上界も祭りの日なり。


そなたも祝えよ、感謝捧げよ。
 

神への感謝と親への感謝。
 

神への思いの高まるままに、今日は休みて、佳(よ)き日を祈れ。

神も歓び、言祝(ことほ)がん。

 

 

 

 

 

 

 

 

~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~

 
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html