まだ決めかねる、最期の時を。 | 2019R01のブログ

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人も自然の一部にて、自然に生かされ、養わるるを、いつしか誤り、勘違い。


人が自然を支配して、自然の循環、運行を、己の勝手な利益に合わせ、作り替えたり、乱したり。


さにて自然の連鎖も崩れ、宇宙原理も狂い始めん。


戻せぬ逆行。返らぬ損失。

 

人の最も大きな罪ならん。
 

単に互いが憎み合い、傷つけ合うは、まだ軽き罪。


人が滅ぶも因果応報。

 

なれど許せぬ。見捨てておけぬ。


神の創りし全(まった)き自然を、宇宙を崩壊、破滅に追い込む、人の狂気の暴虐(ぼうぎゃく)残虐。


この世に神のない如く、人を惑わす学問、科学。

 

全ての神秘を実験にて、証明せずば、認めぬ傲慢(ごうまん)。


神の創りし自然の幸をも、化学薬品、人工設備の、実験室にて、作らんとする。


何故(なにゆえ)神の与える恵みに、感謝し喜ぶ 心失(な)くしぬ。


人の科学が、医学が、技術が、神を超えると妄信するか。
 

いずれの時にか人が神を、作る日来ると、信ずるもよし。


なれど、今ある人の力に、知恵にてなせることの小ささ、限界知らば、迷いも醒(さ)めなん。


己を謙虚に見直せよ。
 

今の己の危うき状況、少しの遅れも許されぬ、緊急事態を、早く気付けよ。


後に控える断崖絶壁(だんがいぜっぺき)。

 

前には火の海、燃え広がるを。

 

笑い戯(たわむ)る惚(ほう)けし者よ。
 

今こそ醒ませ、永き酔夢(すいむ)よ。
 

悪しき夢より現実を、しかと見据えよ、勇気を奮いて。


今なら逃げる術(すべ)もあり。

 

闘い、あらがう道も残れる。


全てを諦め、自らを、地獄に落とすな。粗末にするな。


神の尊き魂を、かくも安易に、捨てぬる罪の、深さを恐れよ、悔い詫びよ。


最期の祈りを、神から人へ。


教えも終わりに近付きぬ。
 

なれど終わらぬ、人への思い。

 

深き慈愛と、人への願い。
 

いよいよ終わりと、最期と伝え、終わらんとして、終わり得ぬ。


神にも迷いの、苦しみの、切なる思いの、あるを知れ。


辛き選択。

 

厳しくあれと、思いてなせぬ、親心。


子を突き放し、残る者のみ、救うと言いつつ、また湧き上がる、不安懊悩(おうのう)、惑乱混迷。


まだ決めかねる、最期の時を。

 

残さぬ魂と救う魂。
 

後(のち)の世にても、もう一度、残して試すは、適わざるや。
 

今一時(いっとき)の苦しさを、辛さを量りて、神を助けよ。
 

神の脆(もろ)さを、支えよ、人よ。
 

神の強さを保たんために、人の真の報恩捧げよ。

今の神には人の真が、真の祈りが、何より尊し。
 

神の心を忘れず思い、胸にて育め、神への思いを。
 

片時(かたとき)たりとも人を忘れぬ、厚き慈愛に比ぶれば、人は尽くせぬ、感謝報恩。

さにて終わる。

 

 

 

 

 

 

 

~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~

 
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html