なれど神の心に適い、神の心を顕すものは、必ず残して、再び生まれん。
人間全てが神の心を備えて生まれ、育ちしなれば、必ず神は目覚めさせん。
ことばを伝えて波動を送り、波動を広げば、そも可能なり。
神のことばは波動となりて、心の奥まで浄めゆき、浄まりし魂は甦り、神の古代の波動に戻りて、高き波動をさらに高めん。
高め高めん、浄め浄めん。
強め強めん、この上なきほど。
今この時に、命の限り、祈りの限りで、神は伝えん。
ことばの波動を大切にせよ。
低き波動に触れるなよ。
己の波動も低まりなん。
卑しき想念、胸から祓(はら)えよ。
波動も衰え、絶えぬるなれば。
波動の高く、強き者ほど、神はさらにも波動を送らる。
波動を広げる人を増やせよ。
尊く清き、魂の者。
波動を伝えるみ役を果たせよ。
今はそれのみ、それあるのみ。
今を遅れて、し損じなば、地上人類全てのものが、再び復活再生せぬを。
神の心を察するならば、少しも休む暇などなからん。
ただひたすらに、生を生き、神の み役それのみにて、生を終えなば、神は憐れみ、愛しく愛でなん。救いなん。
神の心を第一に、己の都合は二の次に。
思えどなせぬ、行えぬ。
先ずは大切、己の生業。
浮き世のしがらみ、付き合いが、己を縛りて、支配せん。
さなるときにも、忘るるな。己の み役の重大さ。
他にはなせぬと神の選ばば、神の期待に応え奉(まつ)れよ。
神の選びし魂なれば、人は全てをかけても果たせよ。
中途半端の思いは要らぬ。
なすかなさぬか、二つに一つ。
躊躇(ちゅうちょ)を許さぬ厳しき選択。
なれど誓いを捧げて神に、み役を願わば、神は使わん。
ときに厳しく、甘え認めず、怠け諌(いさ)めて、叱りつつ、神は感謝を伝えなん。
神の嬉しき親心。
人の一人も神に帰依(きえ)して、己の忠誠、真捧ぐを。
神は待ちわび、待ち暮らしたり。
人の魂の甦り。
今ようやくに目覚めが始まり、広がりゆくを、喜び見守る。
神は遠くにあるでなく、人の奥の魂の、底にて眠り、待ちこがれぬる。
早くに波動に起こされて、魂浄める み役果たさん。
一人も多くの魂に、波動広げる手伝いせんと。
なれば心を決めて働け。
優柔不断はこれより許さぬ。
神の み役を課されしことを、喜び、感謝し、素直に従え。
神を真の親と慕いて、ただひたすらに忠孝尽くせよ。
さにて。
~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html