神から人。
神から人へ、伝え教えて、習わせて、さにて使うを許されし、こと、もの、ことば、文字、光。
全てに神の神意あり。
全てに神の慈愛あり。
なれば人は、よく感じ、心に受け止め、肝に銘じよ。
肚(はら)に納めよ。
神の慈愛と恩愛なくば、人は生き得ず、長らえ得ず。
短く儚(はかな)き人生を、空しく過ぎて、儚く散らん。
心に灯(ともしび)、神の み光、神の恩愛身に沁みて、深き感謝の念持たば、自ずと見え来ん。
自ずと明かさる。
この世の仕組み、宇宙の真理、真(まこと)の生成化育の意味。
心の感謝と、真の行い。
さにて示さる、己の位置。
己の精進、昇華の進み。
偽り、繕い、装えど、神には明らか、明白なり。
神の御目(おんめ)をごまかさんと、装い飾りて隠せども、自ずと透ける、心の汚れ。
心の奥底、魂の奥に秘めらる真の光。
曇り汚れの多くあらば、光は濁り、澱(よど)み沈まん。
なれば禊ぎて、浄め、祓わん。
この世にあるうち、許さるるうち、精一杯の努力をもちて、神に仕えて、使われよ。
神に仕える歓びを、人にも伝え、輪を広げん。
一人の行い、努力は小さし。
なし得ることの少なければ、互いに協力、団結し、力を合わせ、光を強めよ。
人の輪、神の輪、光の輪。
全ての中心、中にあり。
神の御心(みこころ)、神経綸(けいりん)。
光を強め、輪を広げ、さにて伝わる、伝えらる。
神のご意図と神の願い。
真の祈りと最期(さいご)のことば。
後に残さん。
永久(とわ)に伝えん。
~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html