神から人へ。人から神へ。
多くの罪もあやまちも、人の生きる標(しるし)となりて、人を導き、人をいざない、人を迷わず進ますための、神の経綸、初めの計画。
なれば人は、そこから読み取り、神の示さる神のご意図を、正しく読み解き、正しく行え。
今の残りの、許さる時は、わずかの時間の、短き一瞬。
多くを起こし、多くを目ざませ、多くの眠りし魂の、奥底にある記憶を覚まして、御霊のそこに刻まれし、起源の初めに呼びかけよ。
祈りのことばはすぐにも働き、人の御霊の働き始めん。
さにて本日、問いのことばは。
(今日の勉強会で、どのようなことをお伝えすべきでしょうか)
今緊急に急がるるは、偏(ひとえ)に祈りを高め広げて、地軸の狂いを立て直し、波長の乱れを正すこと。
祈りの波動をさらにも広げ、人の心の衰えを、荒れし心を癒し和(やわ)らげ、安らか、平らか、穏やかな、心の常を取り戻さすこと。
争い、戦い、いがみ合う、果て無き人の世、循環は、今ここからにても断ち切りて、善なる波動の循環に、転じてまわし、動かせよ。
悪なる循環、展開を、元に戻して立ち返らせよ。
人には多くを望むより、一つの変わらぬ目標を持ち、地道な努力を繰り返し、利他の心を失わず、回り道さえいとわずに、己の役を終えること。
そのみを祈るこの日なり。
今は教えも教え終わりて、実行、実践、実現のみ、人に求めて見守るばかり。
変わらぬ日々の事件、犯罪。そもまたいつかは鎮まりて、必ず平和の世とならん。
時は満ち、機は熟したり。整えり。
人の世界の波動を起こして、さらに高めて動かせよ。
今このときも、束の間も、地球の地軸は定まらず。地球の回転、公転を、狂わせ乱してめぐるなり。
迷いは要らぬ、ためらいも。信じぬ心は役にも立たぬ。
祈りのことばは信より生まれ、信じる心はさらに高まり、やがては無心の空となる。
信の裏には疑いのあり。なれば信にはまだ不足あり。信さえ超えし、無心の信に、無垢なる白紙の祈りに至れよ。
神の世界は全てが必然。自明の原理の働くのみ。結果を憂うる要もなく、案じわずらう必要もなし。
なれば人の祈りのことばも、宇宙の原理を受け容れるのみ。
全てを創り、全てを動かす、人知を超えし力を信じよ。
祈りは全ての根本なり。
乱れし波動を調(ととの)えて、狂いを正す大本なれば。
さにて本日、祈りのことを、さらにも詳しく伝えればよし。
さにて。
~続 神誥記 :今日の話題社: (2005/03)ひふみ ともこ より~
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