目に見ゆ一歩の大きさになし。御魂の昇華の一段は。
神の目からは明らかに、まごうことなき一段なれば。
神と共にて、さきわえよ。神と共にて、盛んなれ。神と共にて、めでたかれ。
人の幸い、健康、富は、心の奥なる宝なれ、心の豊かな者ほどに、神の恵みも厚からんもの。
なれば神は公平なり。不平不満を持つ者は、それだけ恵みも少なからんを。
僅かな恵みを喜びて、感謝を捧げ、祈るなら、神の恵みを収める器も、それだけ大きく、増しゆきなん。
神への不平で満たせし器を、浄め祓いて、神に詫びせよ。それにて神は十二分に、器に見合う富を与えん。
人には人に見合う量、見合う宝を授けなん。
なれば不平は禁物ならん。
さらに汚れを増させるものなり。
病(やまい)、貧困、同じなり。
全ては己が素ならざるや。
そこに気付かず、愚痴をこぼせど、神は何も与えることなし。
先ずは己の生あるを、生まれし始めを感謝すべし。
縁あり生まれて、今日までを、無事に過ごせし奇跡を悟れよ。
偶然ならぬ人との出会い、類稀(たぐいまれ)なる恵みの数々。
辛き困難、苦労も多かれ、全ては禊のためならざるや。
この世に生まれ、何をせん。
この世に生きて、何をか果たさん。
迷い悩める者多し。
なれど答えは一つなり。
ただに地道に生きること。
神とのご縁を求めつつ、深めてゆくこと、そのことのみ。
御魂の進化、向上、昇華。
そを忘れなば、生きて意味なし。
いかに栄華を極めども、魂汚さば、何ら価値なし。
神の嘆きを思わずに、ひたすら富のみ追い求め、始めの光を失いし、哀れな御魂を愁(うれ)うる今よ。
光の波動に戻すには、ことばの浄めが必要ならん。
ことばの波動を降り注げ。
ことばの波動で、波動を起こせよ。
~続 神誥記 :今日の話題社: (2005/03)ひふみ ともこ より~
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