気になる、行きたくなる。 | 返らない手紙

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2000年より【憩いの広場】というタイトルでブログを始め、第3段となります。自分の証を残す為の覚え書きのような存在です。

ブログタイトルを変更しました。(2011/4/6)
「一方通行な自分の考えを記す場所」という意味合いで付けました。

☆千葉県に行くたびに、気になっているものがあります。

添乗員仲間や、ドライバーに言ってみたことがありますが、一度も気にした事がないらしく知らなかったり興味を示さなかったりで少しがっかりもしたのですが、ネットで検索をしてみたところ同じ様に「それ」を気にしている人が沢山見つかり嬉しさを噛み締めています(笑)

気になるものというのは、これ。

$【憩いの広場-Ⅲ-】-山荘

断崖絶壁にある城のような、ドラキュラが住んでいそうな、不思議な建物。
しかし、人が住んでいるような気配はありません。
廃墟のような。。。

富浦から館山道に乗り、金谷に向かう際にいつも見ます。
富津金谷インターを降りる手前、左側(海側)。館山道から見るとこんな感じです。

$【憩いの広場-Ⅲ-】

調べてくうちにいろんな人がこの館を気になって訪れていることが分かりました。
そしてあるホームページで、詳細発見!!!
なんと間取りまで!

$【憩いの広場-Ⅲ-】

ん?ちょっと待てよ、間取り???

そう、この家、売りに出されていました!
たどり着いたのはある不動産関係のページ、、、


「富津館山道路、富津金谷ICのすぐ近くに位置する物件。小高い山の頂上で、稀有な立地にある別荘なので、目立つ存在の建物だ。個性的な外観で密かなファンも多い。駐車スペースから螺旋状に15mほど登って玄関に着く。登った甲斐あって建物からは内房の海と鋸山を一望。鋸山の岩肌も良く見える。鋸山の山頂からは遠くには富士山、天城山、伊豆大島、近くには三浦半島、横浜の高層ビル群、東京湾を一望でき、眼下には行き交う船が1日1,500隻の浦賀水道と変化に富んだ景色を楽しむことができる。
隣町の鋸南町は水仙の町ということもあり、春には多くの人が訪れ、心地よい内房の空気が辺りを包み込む。一年を通して温暖な気候で、穏やかな生活を楽しむことができ、漁港は魚料理のメッカで賑わう。
外装内装共に遊び心のある建物であり、リフォームしてさらに自分好みのものにする楽しみもある。
インターチェンジからは約3分(約600m)、JR内房線浜金谷駅からは、登り坂が続きはするが、ゆっくり歩いても徒歩15分程と交通の便も良いので、都心との行き来も便利だ。

里山の頂に建つ一風変わった物件を紹介します!海や里山を望むこのロケーションは本当に価値があるよ!

富津金谷IC近くの里山の頂きに建つ戸建。周囲を緑豊かな里山に囲まれた隠れ家的な立地にも興味が湧く。こんなに里山に囲まれた立地ながら、何と内房の海まで直線距離で約800mしか離れていないんです。ま~、道中には起伏もあるので歩くとなると結構大変なんですけどね・・・。当社でご紹介をさせて頂いた数多くの物件の中でも、絶対に2位か3位を争う一風変わった変り種の物件です。アウトドア派の方でも、この物件を使いこなせる方はそうは居ないでしょうね。でも1位と言える物件は、想像以上に凄かったけどね。

地上より約20m程の里山に建つ戸建。どうやって建てたのか当時の苦労を考えてしまう物件。鉄製の階段を登ってからが本格的な登山のスタート。急な傾斜地に作られた約100段の階段を登り建物にむかうけど、都会の生活に慣れている方にはちょっとキツイと思う。タヌキやウサギ、そしてヘビも出そうな獣道的な場所も通り、やっと建物に到着出来る。でも、里山の頂に建つだけあって、その眺望は素敵の一言に尽きる。緑豊かな里山風景だけでなく、なんと内房の海も望めちゃう。室内からの眺望はもっと良いとの事なので、これは期待を持っちゃいますよね。

$【憩いの広場-Ⅲ-】

建物は昭和51年に建てられました。築後約30年を経過しているので、経年劣化などの痛みが見受けられます。実際に室内まで見たわけではないけど、補修をしないと使用出来ないと思って頂いたほうが賢明と思われる。ある程度の費用は掛かると思ったうえで現地に見学にお越し下さい。しつこいようですが、そのままの状態で使用出来ると思わないで下さいね。

敷地は駐車スペースを除き、全て傾斜地になります。その大部分は急な傾斜地になる事も予めご承知下さい。里山の中腹や頂き付近に建物をお建てになった方は、よくご理解出来るとおもいますが。

富津金谷ICより車で約3分程度の距離になります。都内方面からも高速道路を利用すれば、かなりアクセスも良好と言える立地。ただし、ICから物件までの道中は狭いのでお気を付けて下さい。

フェリー乗り場でもある金谷港付近で釣りも楽しめる。釣りキチの方々にもお勧めしたい立地の物件です。

高台に建つ物件につき、『地震の際の崖崩れが心配』とお考えの方には不向きの物件と言えるでしょう。眺望のためなら地震なんて怖くないと考えられる方しか向かない物件とも言えます。極めて稀有な物件と言えますので、ご興味のある方は現地をご見学になって下さい。


去年の12月まで賃貸していました。現在のインフラの状況は確認する必要がありますが、水道や窓の修理は行いました。給湯の状況などは再確認要。お城のような建物です。当物件は現状のままの引渡しとなります。尚、一階下に倉庫部分があり4階建てとしています。」

とのこと。

昨年12月まで賃貸してました、というけれど、その頃もうすでに荒れ果てた雰囲気醸し出していたんですよねええ。。。。
うーん。

分かって良かったものの、もう誰かの手に渡ったみたいなので見に行くことが出来ない(。>0<。)
行ってみたかったなー。。。
しかしどんな人が購入したんでしょう。。


☆大好きな絵を紹介します。

$【憩いの広場-Ⅲ-】

有名な作品なので見た事のある方も多い事でしょう。
大好きな画家、東山魁夷による「緑響く」という作品。

東山魁夷の描く世界は、幻想的で美しく、とても癒されるのです。
中でも、今まで風景画を専門にしていた彼の絵の中にある日突然姿を現した「白馬」のシリーズ。
とても興味があります。
描き出された世界の中に行ってみたい、とよく思います。

調べてみた結果、この「緑響く」のモデルとなった場所が見つかりました。
それは東山魁夷の愛した長野県にありました。
奥蓼科温泉郷の入口にある御射鹿池。
農業用の溜池だそうです。

$【憩いの広場-Ⅲ-】

この作品と同じ、「緑響く」5月、6月頃にぜひとも訪れたい場所です。