XR650Rのキャブレターメンテナンス | LAND OF HOPE AND DREAMS

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It's gonna be a long walk home,
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今朝の我が家…

今日はカミさんとチビ達に朝のダイヤ&Ladyの世話を任せ、

朝からバイクいじりに専念しました。

ちなみに、昨日から蕁麻疹が出ていたダイヤは少し発疹も退いてきて回復傾向に向かっております。

もしかしたらヒト用の抗ヒスタミン薬が効いたのかもしれません。

 

 

さて、

何故僕が朝イチからバイクいじりを始めたかというと、来月XR650R号が車検の満期を迎えるからでして。

何せ、前回の車検から全くと言っていいほど乗っておらず、

そのせいで先日はFブレーキの固着をメンテナンスしましたが、

車検を通すには肝心のエンジンがかからなければ話にならないわけで(汗)

 

2年近くもエンジンをかけてなければ間違いなくガソリンは腐っており、キャブレターは腐敗したガソリンが粘着して機能しなくなっているはず…

ということで、キャブのメンテナンスに取りかかることにしました。

 

まずは、シートとタンクを外して、

 

キャブを分解しやすい状態にします。

 

インシュレーターとエアクリーナーのネジを緩めて、キャブを斜めにして、ボルトを外しやすい位置にします。

ドライバーで4箇所のボルトを外すと…

予想通り、フロートチャンバーボディはガソリンが固着して真っ黄色になっとります(汗)

 

スロットルボディ側のフロート系やジェット類もベタベタで真っ黄色です…

フロートバルブピンもハンマーで叩かないと抜けないほど固着していました…

ジェット類も外していきます…

スロージェットはこんな感じ…(汗)

 

フロートバルブもラジオペンチで抜かないと外れませんでした…

 

こんな感じで外せるフロート系とジェット類はすべて外しました。

 

こんなガソリンが固着しまくっている状況で心強い味方は、YAMAHA製品のキャブクリーナーです☆

WAKO'sよりもよく効くという触れ込みがあるくらいで、ホンダ党の僕が唯一使っているYAMAHA製品だったりします(笑)

 

各箇所にスプレーを吹きかけ、汚れが酷いパーツは、ペットボトルの底の部分を切り取って、そこにスプレーをかけて液体を溜め30分くらい浸け置きにします。

↑フロートチャンバーボディの黄色い腐食したガソリンは吹きかけただけでほぼ取れちゃいました!

 

あれだけひどい汚れだったスロージェットもこんな感じです!

 

ニードルジェットホルダーも浸け置き30分でキレイになってます。

 

フロートバルブは前回少しオーバーフローでガソリン漏れがあったため、新品を用意しました(というか用意して1年半以上が経っております…(爆))

 

まぁ、これだけ劣化してたら洗浄するより交換がベターですな…

 

フロート系を収めて、メインジェットを取り付けて、

フロートチャンバーボディを取り付けたら、とりあえずキャブクリーナー全バラ一歩手前のキャブメンテナンスは終了です。

 

キャブパーツを浸け置き洗浄したYAMAHAのクリーナーはこんな感じで思いっきり汚れとりました…

 

プラグも新品に交換しておきました。

 

さぁ、エンジンをかけてみよう…と思ったら、ガソリンコックからガソリンが漏れ出し、これも取り外して分解洗浄したら何とか漏れが収まりました…

 

で、

エンジンをかけてみたら…

キック3発くらいで難なく目覚めちゃいました!

キャブを全バラしないと無理かも…と思っていたところ、

予想以上に簡単に息を吹き返してしまうこととなりました。

 

とりあえず、灯火類等の動作も含め、近所を試走しましたが、問題なさそうです☆

 

いやぁ…今回の車検はエンジンがかからなかったらやめようかと半ば諦め気味だったんですがね。

なまじ直し方がわかっているだけに、直せてしまうと色々と状況が変わってくるわけで(笑)

レーサーのハイパワーマシンだけに全然乗っていないので売り払おうかとも検討中ですが、とりあえず売るにしても車検付きの方が売れやすいと思うので、車検は頑張って通そうと思っとります。