こんばんは。昨日に引き続き塩について書きます。
次女が統合失調症と診断されてから、信仰を見直し、農業のやりかたを見直し、普段の食事を見直しました。
今までの常識がまったく間違いだらけであったと気づかされました。
そして、食事において、塩が一番重要であることが最近良くわかりました。
現在、スーパーなど、店頭に並んでいる塩はほとんどが精製塩で、ナトリウムしか入っていないものです。
しかし、天日塩にはナトリウム以外の70種類に及ぶミネラルが入っていて、それらは微量でありながら、人間に、動物に、植物に必要不可欠なものだということです。
ナトリウム以外のミネラルとして、マグネシウム、カルシウム、カリウム、リン、マンガン、亜鉛、銅、ケイ素、鉄、セレン、モリブデン、ヨウ素、ホウ素、クロム、バナジウム、ニッケル、ストロンチウム、コバルトなどです。
それぞれ、人間の体内での働きは違いますので、細かくはここでは書けませんが、おおまかにどのような働きがあるかと言うと⋯。
ビタミンを働かせる。循環器系の健康を守る。タンパク質合成。各種ホルモンや唾液、胃液などを分泌する。脳や神経、筋肉の機能を正常に保つ。筋肉繊維を柔らかくする。骨、糖、脂質、皮膚の代謝。毒素を排出する。生殖機能の維持。血糖の調節。インスリンを構成する。鉄代謝。エネルギー生成。酸素運搬。活性酸素除去。PHの調整。神経伝達物質の産生。腎機能向上。アレルギー発生抑制。コラーゲンを束ねて結束を強くする。骨、歯、爪の生成。水分バランス、細胞外液の浸透圧を維持。栄養素の吸収、運送。循環血液量を維持。血圧を調節。免疫力を上げる。など。
ビタミンを働かせるわけですから、ビタミンのサプリをたくさん飲んでもミネラルが足りていなかったら意味ないということです。
また、マグネシウムとカルシウム、ナトリウムとカリウムはペアで、どちらかに偏ると不調をきたすということです。
私は、子どもたちが小さいころから、カルシウムをたくさん摂らなければいけない、というどこからかの教えで、お米を炊くときにカルシウムの粉のスティックを1本必ず入れていました。ほかにも、ココアとかお菓子やシリアルなどにカルシウム入りとあれば、すすんで買って皆で食べていました。
ところが、私が30代半ばころから、右肩から腕にかけてじんわり違和感を覚え始め、特に寝るときに軽い痛みがあり、湯たんぽで温めて寝ていました。そして40歳ころだったか、その痛みが激しくなり、夜も寝られないほどになりました。総合病院の整形外科にかかりましたが、原因不明と言われ、ロキソニンが処方されただけでした。結局痛みが消えないので、別の病院にかかると、骨にカルシウムが溜まって突き出ててきたことによるものだと、診断されました。速攻注射してもらい、痛みは消え、1週間薬を飲んで、その後はまったくなんともなく、今に至っています。
そのことを考えると、おそらく、カルシウムの摂りすぎであったと思います。
低マグネシウム血症になると、吐き気、嘔吐、眠気、脱力、人格の変化、筋肉のけいれん、手の震え、食欲不振といった症状が現れるそうです。
私も、そのころは、お昼になると眠くて、1時間寝たりしていました。また頭痛とともに吐き気があったりしました。
次女は、小学生のころから、成長痛が長くありました。高校に入学してから、あまり食べなくなりました。そして、病気になってから、ときどき吐き気があるようでした。そして、人格の変化。まさにマグネシウムが足りていない状態だったと考えられます。
肉は塩分が多いから、肉を食べたくなるのは、体が本能的に塩を求めているということです。娘も夜中に肉を焼いて食べていました。あのときは驚いたけど、腑に落ちました。
日本では、この50年厚生労働省が減塩を声高に叫んできました。ただでさえナトリウムしか入っていない塩をもっと減らしたらどうなるか。成人病の増加、認知症の増加は塩不足が原因だと言えるのでは？
他の病気、不調も塩不足から来ている可能性があります。
本来、野菜や果物にもミネラルは含まれているはずですが、お店に並んでいるものは、長年使われている農薬と化学肥料によってミミズ1匹も住まない土壌で作られていますから、ミネラルもビタミンもないに等しいようです。塩と似たようなものです。
運動したり、サラダを食べたり、サプリやプロテイン飲んだり、鍼灸通ったりしても、塩を摂っていないなら、健康とはほど遠い体になっていきます。もちろん神社仏閣、教会で祈っても無駄です。
私の菜園のニンニクがさび病にかかってしまい、早めに収穫しました。
にんにく自体は問題なかったので良かったです。でもやはり小粒です。
ニンニクはモリブデンが多いそうです。