和傘な資料

今年も継続します(^_^;)

 
昨年末
東京 すみだ北斎美術館 へと行ってきました( 'Д`)

 
って新しいシリーズも始めました( 'Д`)


写実的に描いてくれてる葛飾北斎は
本当に資料として有り難いです(>_<)

ずっと作られて はず
な、和傘

江戸期の頃の物などは残っていません(>_<)

だからこそ
絵師の方々の残してくれたものが頼りです( 'Д`)

 
そんな資料の中でもとても有り難いもの



北斎漫画  VOL.1 江戸百態

画  葛飾北斎
発行者  安田英樹
発行所  株式会社 青幻社
発行 2010年



下段が傘作りのものです( 'Д`)

左より
傘張り
骨作り
糊作り

です( 'Д`)






こちらは左から

折りつけ
傘張り

です( 'Д`)

 
 
こうやって
作業風景が描かれるのは
有り難いです(>_<)



齢90にしても
本物の絵師に慣れてない
猫さえもまともに描けぬ

と、嘆く程の葛飾北斎


とことん描く事に真摯な人

そんな人が残してくれた絵が
こうやって当時の仕事の参考になる

 
 
真摯に、真剣に描いてくれた事が

数百年の後に
こう言う貴重な資料として
現代に存在する

適当に描く人は多いです
適当な事をやっても
分からない人にはバレません

そんな事は関係ないって
自分の自慢ばかりしてても
殆どの人は分かりません

適当な事を言っても
誰も分かりません

一握りの人たち以外には(>_<)



だけど
僕らは

伝統を口にします

伝統を口にする者は

本当の事を本当のままに残さなければ

先人達に
後世の人たちに申し訳ない

その心を無くしては
存在理由さえも無くなるのだと思ったりします( 'Д`)


堅苦しいですかね?

こんな仕事をする人間が
己己己己なのであれば

そんな奴はこんな仕事なんて辞めりゃ良い
伝統なんか口にしなきゃ良い

なんて思ったりします( 'Д`)


とか言うと
また怒られそうだ(^_^;)






葛飾北斎と言う本物の絵師がこの国に存在し
その絵を残してくれた人達が居た


本当に
有り難いです(>_<)