和傘な資料 書籍など 90

テーマ:
徳島に住んで

図書館などでも資料を探し回ります( 'Д`)

 
とか書きながら

今回は図書館では無く
傘をやってる人に貸して頂いた本

同じ本を見つけたので買ってきました(^^)

 




阿波の歴史小説
発行者  林 啓介
発行所  阿波の歴史を小説にする会
平成18年 発行

歴史小説のオムニバスです。


和傘の華

って短篇が書かれています。

昭和初期の話

徳島県美馬市

現在の美馬市美馬町郡里(こおざと)地区
その昔は、阿波傘の産地として有名でした。

大正の頃には
岐阜に次ぐ全国2位の生産数だったとの事です。

そんな 和傘の里 美馬

現在は 美馬和傘製作集団 が和傘を作ってます。

あ、
現在は僕もそこに参加させて頂いております( 'Д`)
 
 
創作物では有るのですが
とても良く調べられてます。

主人公の修行の頃の話では
京都での話などもあります。

最後の所

「生きているかぎりは和傘は作り続ける。
    小さくても、郡里に和傘の華を咲かし続ける」


昔の職人の心を書いた作品


同じ町

先輩の言葉

 
美馬の和傘がいつまで
和傘の華を咲かし続けられるのか

それは

今の人間たちの心次第なのかも知れない


などと

己にも思う事ですやね( 'Д`)




和傘と五色の意味

テーマ:
五色の短冊 私が書いた
お星様キラキラ  空から見てる〜♪

 
七夕が近いです( 'Д`)
 
 「たなばたさま」の歌詞ですね


はてさて

和傘の話じゃ無いやないかい
となりますが




和傘の中に
蛇の目傘や端折れ傘など
内側に刺繍の様な糸飾りをされている物があります( 'Д`)

これも
五色の糸飾り  と呼ばれます。

五色とは
赤  青  黄  白  黒
の色の事を表します。


どちらの五色も
陰陽五行の思想から来ます。

七夕の五色の意味も同じくです。

ちなみに
寺院などの五色幕も同じく
赤  青  黄  白  黒
なのですが
黒 の代わりに 紫が使われています。

五色の色の意味は
青 =木   樹木の成長    東     青龍     礼
赤 =火   光り輝く炎    南     朱雀     仁
黄 =土   植物の発芽    中央    麒麟     信
白 =金   鉱物・金属    西     白虎     義
黒 =水   和泉から湧き出る水    北    玄武    智

と、有ります。

漢方とかでも
この陰陽五行の思想が出てきます。


七夕の短冊
色々な色の物が有りますが

実は願い事を書く際には
短冊の色を参考にして書くと良いと言われます。

この色が好き!
も良いと思いますが

出来るなら色の意味を参考にするのも良いかと思います(^^)

色の意味と願い事の関係だと
下の様な感じだそうです。

 

赤…奮起、前に進みたい

青…冷静になりたい、自分自身と向き合いたい

黄…コミュニケーション力を高めたい、勉学に励みたい

緑…心身ともに落ち着きたい・平和を願う

黄緑…新しい物事に挑戦する

橙(オレンジ)…明るい気持ちになりたい・コミュニケーション力を高めたい

ピンク…恋愛運を高めたい・愛情を深めたい

紫…想像力を豊かにしたい時、心と身体の疲れを取りたい

茶… お金を貯めたい・安定したい

白… 心機一転したい

黒… 自分の可能性を信じたい

シルバー… 自分の価値を高めたい

ゴールド…豊かさが欲しい・目立ちたい




書き方としては
「願い事」ってよりは「宣言」的に
〇〇になる!

って言い切る事が良いみたいです( 'Д`)

 

傘屋になるまで

そんな色の意味など知る事も無かったです。

傘屋になってから
様々な先人の知恵を知る事で
日本の文化の面白さを知る事が出来ました。

まだまだ知らぬ事だらけ

 


さて 今年は

赤い短冊に願い事でも書こうかね( 'Д`)

和傘な資料 書籍など 89

テーマ:
和傘なイメージと言えば

歌舞伎ですかね( 'Д`)

 
前回書いた書籍の和傘職人さんは
歌舞伎などの演劇舞踊傘を作られていた
薮田武さんの話でした。

歌舞伎繋がりで
資料を発見( 'Д`)
 



十七代 市村羽左衛門聞書  歌舞伎の小道具と演技

編集  佐貫百合人
発行所  日本放送出版協会
発行  昭和五十八年


昭和から平成期の歌舞伎役者の方の聞書です。


歌舞伎の小道具などの事が詳しく書かれています。
歌舞伎の傘の事などはなかなか見つけられなくて
こういう本が見つけられたのは嬉しい事です(>_<)



傘の大きさの事なども書かれていて
本当に参考になります。


演劇舞踊傘を作られていた
東京・江戸川の薮田さんのお話も載っています!



 
などでも知る事が出来ますが

歌舞伎側から傘の事が残るのは嬉しい事です。
藤浪小道具さんの事も書かれてます。
 

使い手から見た傘の事
こう使うからこう  と

 

道具は使い手ありき

作り手は使い手の意を形に落とす事

 
改めて勉強させられます(>_<)

 

まだまだ分からぬ和傘の世界

調べなきゃいけない事は山積みです(>_<)