2011年(^-^)人(^-^) | 和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

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女性篠笛奏者、女性和太鼓奏者として全国で活動を続け、作曲・作詞・プロデュース・舞台構成や演出も手掛ける、名古屋出身のアーティストです。

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明けましておめでとうございます!

昨年は広島で三泊、一昨年はフェリーで四泊、と
お仕事で年末年始を過ごしましたが、
今年は久々に家で過ごすお正月。
今まで時間がなくて出来なかった事をやりたいなと思ってます(*^-^*)


休みが無ければ無いほど嬉しいのが私達の業界ですが、
今年の幕開けは、以前から溜まっていた思いに向き合ってみたり、
必要な情報を探したり、という手間暇が必要な時間が手に入った気がして、
実は気持ちは充実しています。

先日、こんな記事を読みました。
軸が、ぶれない話について。
軸がぶれない、というのは色んな面で使いますが、この記事の例えは面白かった!

『待ち合わせをしていたとして、自分が探し回って、その場を動いてしまえば相手と会えない結果になることが多い。
じっとその場で待てる軸が今の人達にあるか。』

人は焦るとついつい自ら行動してしまうけど、
焦って動き出した行動は失敗を招く事もあるので、
焦っている時にこそ、
流れが動き出すのをジッと待ち構える、軸の安定が必要だと。

これは何度も体感しました。

自身も身をもって思い、諸先輩方からも言われましたが、
『続ける事の辛さを味わい、なお続けることができる人は、本物だ』。

なにもない時、または下がっているときに頑張っていける事が強さであって、
好きなことを仕事にしてる人なら、波に乗ってるときの辛さ(忙しい、寝る暇がない、プライベートがない、時間が足りない…など)は、辛さじゃなくて、嬉しい悲鳴に過ぎない。

私達は、チームとしては、かなり流動的で、その時その時のメンバーが出来ることに一生懸命で、
その時その時、来るお仕事を真面目にやってきましたが、
自分達が活動したい場所に行くにはどうしたら良いか、その準備もままならないまま、日々追われていました。

続けた先に、その場所への入り口があると思っていました。

勿論、いつかはたどり着くかも知れません。
辿り着かないかも知れません。

続ける根性と将来の目標があるなら、
地図を頼りに歩いた方が良いはず。

どこを目指しているのか、という目的地が書かれた地図です。

近年、それを遅蒔きながらも感じつつ、
日々の仕事に追われていたし(お仕事があるのは感謝に値しますから★)、
その忙しさで、何か形が成している気にさえなってしまいがちでした。


これではいけない。

音楽を仕事にする人には、ザックリ分けて2通りの道があると思います。

今まで続いてきた道(多くの人は、こちらの道でしょう)は、できる限り道を歩き続けながらも、
もう1つの、
本当の目的地への道のりの計画を、いつも考えながら生きていかないといけないなぁ

と、四十路の私は切に感じるわけです。

目的地が書かれた地図には、道標は書かれていません。
私達の仕事は、
ナビみたいに、明確に道順や近道、抜け道が書かれてはいないんです(^^;)
人が辿ったことのない道なら、自分の足跡が新たな地図になるわけだし、その道が、後に誰かの道標にもなるかも知れません。


わかってはいても、焦って動いてしまいそうになることもあります。

でも、今年こそ、準備を整え、
無闇に動いてしまう気持ちを抑え、
やりたいことをやるためのアンテナを過敏に張っていたいな、と思います。


そういえば我が家は、娘が産まれてからの21年、
必ず年末年始(クリスマスもほぼ。)は一緒に過ごしてます(*´∀`)

娘は、『大事な日は家族と過ごすのが基本だろ!』がモットー。

巷では、友達や恋人とカウントダウンが当たり前のお年頃。

そんな娘も、彼が一番!って出会いが、いつか、やってくるのでしょうか★

娘の中では、クリスマスや正月は家族と過ごしたい、と言うような男子が条件とか。(なかなか居ないでしょうけど…)