万博!長久手会場 | 和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

和太鼓奏者!篠笛奏者!邦楽器アーティスト”友永綾美”ブログ

女性篠笛奏者、女性和太鼓奏者として全国で活動を続け、作曲・作詞・プロデュース・舞台構成や演出も手掛ける、名古屋出身のアーティストです。

4月2日、3日。ニッポン一芸に出演。

タイトル通り、今回は大道芸ストリートパフォーマンス的要請のため、
和楽では珍しく?地域伝統芸能やお囃子を軸としたプログラムでした。

まず前日の下見を兼ねて依頼担当者さんに会いに行ったときのこと…。
 
 

この日までに様々な申請用紙のやり取りや聞いた噂で覚悟はしていたものの、
思った以上に手強いハプニングが待っておりました(^^ゞ

数え上げればキリがないのですが、
まずゲートで足止め一時間。あれだけのセクションに
あれだけの人数のスタッフがいるわけですから、
皆さん、他の持ち場にはノータッチ?で、
スタッフだからと安易に尋ねたところで、必要な答えが帰ってくるとは限らず、
『ちょっと解りかねます』の嵐。
 

万博スタッフさんにしてみても、昨日までのマニュアルが今日変わった…など
困惑の事態が待ち受けているわけですから、
意見がスタッフにより違ってくるのも、まぁ解ります。
書類関係でなかなかゲートを通してもらえず、イラつく人々の列…。

何よりこれが演奏当日だったらと思うと、
この一時間を超えるロスは冷や汗もの…。
 
前日下見ができてよかった!これで明日はスムーズに通れる!


と、心には大きな不安と覚悟を抱え、いよいよ演奏当日。

私たち和太鼓奏者は、和太鼓という
『ひたむきに打ち込むことで人々の心に訴えかけることのできる楽器』
を使っているため、
曲芸的驚きや、笑いの要素はかなり少ないでしょう。
和楽は衣裳からしても、祭りのイメージも少ない。

盛大な祭り囃子をやるには人数も少ない。
和楽なりの祭り囃子を頑張ってみましたが、
二日間、計4回、最終的には『自分達のカラーは、
いい面で滲み出てもいいんじゃないか』との結論に至りました。

最初の、けんばやしは、毎回好評をいただきました。
厳かで勢いもあり、衣裳も中々の評判。

今回も、つなぎでその衣裳のまま大太鼓を打ちましたが、
大太鼓と大変相性のいい衣裳のようで(^^ゞ

引き続き命音、ソーラン、水口(メンバー紹介)とで20分。
ソーランはお客さんイジリの演目。毎回皆さんご協力頂き、一緒に踊りました。
ここでようやく笑いが出てくるわけですが、
唄って踊って喋って打って……
慌ただしいソーランでしたね(^^ゞ
やはり笛などのメロディーラインは、祭り囃子に必須!
これからは喋りや唄をメンバーに仕込んでいかなければ!と痛感。

二日目は天気予報が大外れの、いい天気!!
間違いなく雨で中止になるだろうと、スタッフさんも覚悟していただけに、
ホッとしました。

一日目終了後は太鼓を楽屋へ置いていくため、
和楽の大太鼓含めた大荷物で楽屋を占拠
(しかも大太鼓の台は隣の楽屋の棚の前に、何気なく、しかも存在感丸出しの状態で占拠)し、
スタッフや出演者の皆様にいろいろご協力いただきました(^^ゞ

足を止めて、観てくださった皆様、スタッフの皆様、
どうもありがとうございました!

次回、4月29日のささしまライブも、是非遊びにきて下さいね!