ヤジマ号がやってきた……恐るべしマニアの終着点。 | パンチサイクル~井戸端パンチ~

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自転車小僧の成れの果て・・・ネタがある限り日刊です。ワケがわからなくても、笑って許して下さいな。

   たまにお立ち寄り頂くY氏が乗って来ましたヨ、ヤジマ号。

   近くから見るのは私も初めて……噂に聞くディテールは如何に……


   ブルーメルのガードが付き、クラブモデル風のいでだちですが、オーナー氏は「ルート」とおっしゃいます。ルート……まぁ、ロードの事です。私も日常会話で自然に「ルート」と出てくる様になりたい……


   ラグと内臓の蓋から分かるように、リスペクトされているのはエルス……いい意味での野暮ったさか素晴らしい。


   ブルーメルのガードにはフロントまで補強板が付き、内側にも“芯”が入れられておりました。


   そしてリアの補強板は大型の物。


   サンプレ+カンパが新田信者である事を物語ります。確かにユレーより調子が良いのは事実……


   エンドはヤジマオリジナル……やはりエルスからのリスペクトです。


   出ました双胴ステム……まさしくエルスであります。エルスレプリカは多数存在しますが、このヤジマ製も素晴らしいディテールでした。アウター受けもエルスと同じ手法です。


   そしてベルまでもが削り出し……予想される削りカスは、801製作所も真っ青ですな。


   ロゴは手書き……


   この角度からの立ち姿がビルダー氏のマニアっぷりが物語ります。

   ヤジマ氏………自転車製作は本業ではなく、あくまで趣味だったそうです。故に限られた方にしか製作せず、ある意味、幻の自転車なのかもしれません……