これは何?あれは何?……小物ちょいちょい。 | パンチサイクル~井戸端パンチ~

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自転車小僧の成れの果て・・・ネタがある限り日刊です。ワケがわからなくても、笑って許して下さいな。

 「近頃の若者は……」という言葉吐いても違和感の無い年齢になってしまいました。そんな我々が「近頃の若者は…」と言われていた頃、世間からは「新人類」と呼ばれました。当時の大人からは意味不明な人種だったのでしょう。
 因みに「近頃の若者は…」は、明治の頃から言われていたそうです。

 さてさて「新素材」と言われて久しいカーボンファイバー……今では主役となっております。もし「近頃のフレームは…」という言葉を発する人がいるとすれば、スチールフレームさんでしょうか……

 まだまだ根強い人気のスチールフレーム……作るにあたり、様々な素材が必要です。単体で見たら分からない、その素材……少し見てみましょう。


 針金を曲げただけのようなこちらは、チェーンステーに付けるチェーンプロテクターです。左はチェーンステーの中心に付けます。


 右の物は単体で使ったり、チェーンステーの両端に付け、ゴムベルトを張ってプロテクターにします。


 シートステーに付ける、ブリッジ型アウター受け……クロスシートステーのキャンピング車にはお約束アイテムです。


 カップとわっか……


 トップチューブに付ける、ブレーキのアウター受けとアウターリングです。


 ブレーキワイヤーの内蔵の蓋です。このような小さな蓋でも自転車の雰囲気を作る重要な部品なので、疎かに出来ません。


 ロードレーサーには欠かせないアウタートンネル……チネリ製です。


 真ん中にスリットが入るタイプ。意外と目立つ所なので、やはり気になる部品です。


 こちらもアウタートンネル……


 同じような形状でも、裏が面取りしてあったり無かったり……


 フォークに付けるキャリアダボ……他にも様々な使い方がありました。


 集合ステー用のムクの小物……力が掛かるので、パイプだけではもちません。


 所謂「チネリタイプ」の集合ステー蓋。長さが二種類あり、長い物には刻印を入れたりしました。


 かなりマニアックな古いサンツアーのレバー台座……今となっては使えるレバーが手に入りません。

 これらはごくごく一部ですが、スチールフレームの衰退と共に入手が困難な物も出てきております。

 店頭では見ることも無いフレーム部材……ネットオークションではまたに見掛けます。「いずれはオーダー」と考えている貴兄……隠し持っておくと良いかもしれません。
 仕上がったら付け直しが困難な直付け小物……気に入った物を使いたいものです。