デイビー・クロケットの唄 | ましゅのディズニーブログ

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鳥と熊とミッキーワッフル



めっちゃ関係ない話から入るんですけどみなさん2分の1の魔法みてください。
やばいですしぬほどおもしろい、もはやこのブログ読むのやめてはやく見にいってくださいはやくしないと後悔しますよ(脅し)(ついに自分のブログ以外のステマもし始めたましゅ氏)


あとあと、今回は勝手な考察というか妄想がかなーり混ざってるので注意かも😬😬😬
最近また数学で赤点ギリギリとった()ような馬鹿が書いたブログです、
そんなただのヲタクの考えをまとめた記事なんです、


(掴みたいしっぽ)


50年代のアメリカは、どこまでも明るく能天気だった、
50年代のアメリカは、第2次世界大戦とベトナム戦争の間に挟まれていた、
50年代はアメリカがすごく輝いていた時代、まさにアメリカの時代だった

その当時の音楽を聞くと私は
どんなときでも、ポジティブに、というより何も考えずに悩まずにいこうと思えてくる そんな明るさがある
実際に、50年代とはそういった時代であった
アイゼンハワーは、そうして50年代を切り抜けた

しかし60年代に入ると、ついにそれは崩れる
アメリカの時代は、終わった
音楽面でも、ブリティッシュインベイジョンが起こる
輝きは一瞬であり、しかもそれは影を隠すような無責任な輝きであったわけだが、
それでもとても魅力的な輝きだった

そんな時代が、そんなアメリカが、輝きが、
この曲によりなにげなくこっそりと歌われている気がする たぶんね
当時のアメリカの、そんな不思議な前向きを感じる曲だとおもう


私がこのブログに書いていることは
カンベア自体について、使われた曲自体について、アーネストの顔について(は)など色々ごちゃまぜなのだけど
今回は カンベアは一体何を歌っているか というところに注目してみたいとおもいます

いきなりですがここでそれの結論を言ってしまうと
もちろん1つだけではありませんが、、
まず アメリカを歌っている というのが大きいと思っています

「アメリカの歌が歌ってきたのは、つねに一つの主題だ。アメリカだ。」
(長田弘 アメリカの心の歌 より)

この言葉めっちゃそれなって思いました、

もちろん、歌詞からわかる通り 曲の1こ1こがそのままにアメリカを歌っている、語っている訳ではないよね
一見それはわからないのですが、この言葉のように アメリカはいつだってアメリカしか歌わないのです、それは無意識にです

しかし、この曲はもうダイレクトにばりばりアメリカを歌っているので、、、
ここにてこの話題を取り上げさせてもらうことにしました

そもそもカンベアは、カントリーをうたっています
カントリーとは、決して定義はありませんが
言葉通り 国 でもありますし
その国とは、アメリカであります
いやそもそも、アメリカ生まれの音楽ですし
そしてそう、その生まれを見るとわかる通り、カントリーには今までのアメリカが染み込んでいるのです
そんなカントリーが、カンベアのテーマであります
カンベアのテーマは、アメリカであります


は?????


(このえ?アーネスト画像めっちゃつかえる)


ごめんなさいイキり厨二キッズしました!!!!!、しぬほど意味わかんないですね
これではちょっと抽象的(語彙力がないだけの間違い)のため、具体的にどういうことなのかをこれから書いていきましょう


ハウディーーましゅです!!


さて今回は
ショーも終盤に近づいたところ、ヘンリーとサミーがうたう デイビー・クロケットの唄 !

おもーいビッグアルから一転して
突如ハーモニカが聞こえ、それに乗ってやってくる
そうして始まるこのフォークは、
カンベアオリジナルを除けば、唯一歌われているディズニーソングです
ヘンリーのイケボ🥺とサミーのちょっと素朴で独特な歌声がめちゃめちゃいいです すごくすき




デイビー・クロケットの唄
ballad of davy crockett


今回はまず、1954年アメリカへ行こう
あれっ、意外と最近ですね(^-^)(全く何も最近ではない(西部開拓時代について語りすぎて感覚が狂っている パークでの金銭感覚のように))

陸のイベント アメリカンオールディーズでも見られたような、
代表的なフラフープを初めとし
核シェルターで何日間生活できるか(は)というがちで意味がわからないものまで、、、

たくさんの流行があった50年代!!!、
ちょっとナンセンスなその流行りは、ファッドと呼ばれます


その中でも、今回は テレビ の流行に注目してみよう

テレビは もうすでに28年には実験放送がされてたけど、
戦争で生産が中止されちゃったため
戦後50年代に入ってから、
毎年何十万台もが売れるという爆発的なブームを起こしたんです

そしておなじく戦後にはベビーブームがあったのですが
そのときに生まれ成長したたくさんの子どもも、もちろんテレビに夢中になりました

さて、そんな子たちが釘付けになっていた番組が、、、
ディズニーの番組 ディズニーランド 内のコーナーの1つであった、
デイビークロケットシリーズ!!!


この番組はめちゃめちゃに大成功🥳🥳
50年代は西部劇ブームがありましたが、そのピークはこのデイビークロケットといえます

そしてこのベビーブームにより50、60年代と若者の文化が発展していく訳ですが、
デイビークロケットの流行はその1番最初ともいえますね これはでかい

クロケットの銃声は、新しい時代の幕開けの合図でもあったのです




またそれはテレビの中だけに留まらず、、

子どもはみんな彼の帽子、クロケット帽をかぶり ライフルのおもちゃを持って学校へ通い、、Tシャツから歯ブラシまでもがしぬほど売れ、、、

在庫が余ったテントにデイビークロケットの絵を描いたら、
20万枚がたったの2日でぜんぶ売り切れたという話()まであるように、

アメリカ初のキャラクター商品ブームも起こしたのです


そういやこの前(かなりだいぶ前)の金ローで初めてBTTFを見たのですが

50年代にタイムスリップした際、やはりちっちゃい子がクロケット帽を被ってるシーンがありました!!、
(私は気づかなかったのですが(家がしぬほどうるさくてほぼ字幕頼りでみてた😡😡😡)ジュークボックスからこの曲が流れるシーンもあったようですね)

そんなふうに、BTTFにても50年代を表す小道具とされたデイビークロケット


そう、ここまでくると、テレビという流行の中の番組の1つではなくて
もうデイビークロケット自体がファッドの1つと言えるでしょう🙄🙄

すばらしかった50年代アメリカ 自慢の時代 を代表するものの1つが、このデイビークロケット、、、

アメリカの輝ける遺産をうたうカンベア、
その中でも特に大きな輝ける遺産がこの曲で歌われているのです!!!、


また、その遺産とはディズニーの遺産でもありました
その大きなファッドであるデイビークロケットが、ディズニーの作品なのだということはなにげ重要です


ご存知だろうか!!、(急に何)
みんなだいすき聖地ウエスタンランド(フロンティアランド)自体も、このデイビークロケットの人気がきっかけとなり作られたのだ

ここでちょっと余談ですが、、、
本家ディズニーランドでも、
開園初日に 馬に乗ったクロケットが銃声を合図に勇ましく登場!!
のはずが 合図がずれた上、ミスって作動したスプリンクラーで彼はずぶ濡れ、そしてそのせいで馬が暴走 というエピソードもありますし()
(ちなみに帽子に次ぐ彼のトレードマークでもある鹿革服 のフリンジはただの飾りでなく、水切りの役目があるようなのできっと大丈夫(なにも大丈夫ではない))


てことで、現代しかも日本ではかなーり影が薄いけど、、
この番組は、ディズニーにとってめちゃめちゃでかい作品なんです
いやもうでかいとかそういうレベルじゃないかもしれません、クソデカです

ここはアメリカだけでなく、そんなディズニーのすごさを歌う、ディズニーを歌っているシーンでもあるってことです
唯一のディズニーソングですし🐭




そんな大成功を収めた番組の曲、
それがこのデイビー・クロケットの唄!!なんですね
曲もおんなじく、めちゃめちゃ大人気だよ


えーーとまず 作曲はジョージブランズ、、

あれ!!、🤭
このブログでも何度かこの名前が出ましたね、覚えてるかな

このひと、、このカンベアの音楽面を担当し
また ベアバンドセレナーデなどの作曲もした方じゃないですかかか!!!
自分の成功した曲を入れたかったのかな
いやデイビーが熊と縁が深い人物だからかな、
それともただ人気だったからかな、、

レコードの方は1955年、
まずいちばん最初にビルへイズからのものが出て(ちなみにこちらが定番のよう)
そのちょっと後からクロケット役本人であるフェスパーカーとか
あの!テネシーアーニーフォードのものも!出て、
競作でありました


いちばん人気のあったヘイズのものを挙げると、、
チャートで約1ヶ月間1位、年間7位!!
200万枚売り上げ!!?
もちろんゴールドディスクを受賞しています!!!、




カンベアのロビーにもあるゴールドディスク、、、(木だけど)
そこをよーーくみると、、

あ!!!この曲、デイビー・クロケットの唄も入っているぞ!!!、
どうやら熊の世界でも売れていたようです🐻
熊退治 なんて歌詞も入ってるのに、こわ


それから同じくロビーには、楽譜も飾られているんですよ
ヘンリーのなんか落書きみたいなの超萌えるし、サミーの字がまるくてかわいい萌
(ごめんなさい写真はない アーネストの肖像画を照らす照明の写真なんてものはあったのに、楽譜の写真は1枚もなかった)


カンベアの中でも代表的とされているこの曲
たくさん見かけることができるこの曲には
そんな壮大な栄光があったのですね

その栄光とは、素晴らしき50年代アメリカであり、またディズニーの大成功のこと
それを、ここでは歌っているのです


(ちょっとぼさぼさの毛とはっきりしない耳がとてもいい)


デイビー・クロケット
Davy Crokett


そんなことでうたっているものが見えましたね、
しかし、それだけではありません
歌詞でわかる通り、そのまんまの意味で うたっている ものは過去のアメリカの英雄ですよね🇺🇸
ではではもう1こめの解説に入っていこう


さてそんな大人気デイビークロケットとは、
一体どんなすごい人だったのでしょう?!、
番組は2本映画にされているので、そこから彼の姿を見ることが出来ます、、
中2くらいのときにdtvで無料だったので片方みました、鹿革服の男の方(もう1こも見ろよにわか)
今ではディズニープラスでいつでも見れます!!!うれしい

あのあの、フェスパーカーがめちゃめちゃにかっこいい!!!(語彙力)、
茂みたいなとこ入って、1人だけでしかも銃使わずに熊倒したり、
ワニをライフルの柄でガンっって払うなど
なんかよくわからないやばいところもあります

もう1この方の映画、ミシシッピ決死隊もいつか見たいな、、
あらすじ読んだけどよくわからんかった()
今ではビーバー兄弟だけど、過去ウエスタンランドにおけるクロケット要素の1こであったカヌーはここからなのかな


まあそんなデイビーこと、デイビッドクロケットは実在した人物ですが、、
ほんとにこんなやばめの人だったのでしょうか 疑問しかないよね

実際はどんな人だったのだろうか
一体どんなことをしたのだろうか なぜ、こんなにも称えられているのか
さあ 彼を知ることで、色々なアメリカを知ることができますよ!!

ナレーター的役割も果たしているこの曲、彼についてが語られています
いやそもそも原題にバラードってかいてあるし

そんなことで、歌詞と合わせて彼を見ていこう


(本当は元の歌詞を紹介した方がいいのかもしれませんが、
ここは東京のカンベアについてのブログなので日本語歌詞が使われてる曲は日本語歌詞で通したいです
カンベアについての海外のサイトはたくさんあっても、日本のカンベアについてのサイトは少ないので、、
そういったところもここでは意識してる つもり)





歌詞 / デイビー・クロケットの唄

テネシー生まれの快男児
その名はデイビー・クロケット
わずか3つで熊退治 その名を西部に轟かす
デイビー デイビー・クロケット 僕のあこがれ

突如と起こる砂煙
すはインディアンの襲撃と
ライフルとって駆けいだす



、、、といったところで、
酔ったビッグアルが突然登場し、この曲は途切れてしまう みじか杉い!ざんねん、

Theクロケットについてといったような歌詞
ヘンリーも、ゲストにそれを語りかけるようなモーションをしています
そして、デイビー デイビーといったところでは両手を広げ彼を称える、、

さっき英語の方で紹介したほうがいいかなっていいましたが、
こちらの歌詞もほんとにすごくいい訳です、こちらでも充分彼の人生が読めます


僕のあこがれ
ここの歌詞が、すっごくすき
カンベア通常版の中で、いちばん心があったかくなる瞬間(厨二感想)が、ここ

英語の方、というか元では、クロケットはキングオブザワイルドフロンティアだ と歌われているこの箇所、、
日本では、僕のあこがれ

その言葉からは、まるでシェーンにカムバックと叫ぶジョーイのような、そんな子供のようなきらきらした希望(は?)(厨二再び)を感じます

しかし、そんな個人的意味不感想だけでなく、実際にもここの歌詞はかなりいいものなのです 後に書きます


そして、実はこの曲、
原曲はなんと20番まであるので()私のブログのようにくそ長いので()、
アルに止められてよかった、、のかも😳😳

というか止めたのはそのためなのかな、

不自然に変な切り方したり、無理矢理短くしたりしないで
唐突なアル氏登場というギャグを使い、自然にラストへ切り替わっていくのはすばらしいです


ちょっとレトロな言葉遣いの日本語版は、
歌詞からして、私の大好きな(ステマ)小坂一也も歌っていたレイモンド服部訳のものですね
通常版は20世紀初頭風なので、その古っぽさがより目立っててめちゃめちゃ良いとおもいます

そしてこちらはたったの5番までですから、
最後まで聞かせて欲しかったかもね🐻


さてさて歌詞の内容に入ろう




テネシー生まれの快男児
その名はデイビー・クロケット
わずか3つで熊退治 その名を西部に轟かす


さて50年代からさらに、もっとむかし、、
今回も結局 西部開拓時代へ遡ります
1786年、デイビッドクロケットは東テネシーのグリーン郡で生まれました

そして熊を倒してしまうクロケット(3さい)

え???(え?アーネスト を貼るのはもうやめておきます)

半身は馬、半身はワニ(は?)、ミシシッピを踏みわたり、オハイオ河もひとまたぎ と、自ら語っていたほどで
彼にはたくさんの嘘松、、つくり話があるのが特徴なんです
またそれが人気の理由の1つでした、娯楽の無かった当時、すごくおもしろかったのでしょう

どれもとてもおもしろいけど、中でも有名でここにも繋がるお話を後にご紹介します

(ちなみに、実際にクロケットは小さい頃から兄たちと狩猟をしてを過ごしていましたが、3才は絶対無いし熊もないよね)

そんなつくり話たちは噂話のように、
変に誇張されて広まっていったためみんなにインパクトを与えたのと
1830年には彼をモデルにした「野生のライオン」が上演されてたし、33年には自伝なんかも出版していて、
そういったかんじで彼の名は轟いたのでした


デイビー デイビー・クロケット 僕のあこがれ


出ました 僕のあこがれ!!!

もちろん、熊やワニをぶちころし銃をぶっぱなす姿がさいきょうチートキャラかっこいいというのもありますが、、、
この後に語りますが、彼のフロンティア精神溢れる姿もかっこよく、あこがれるところなのです、

そう、それが、その精神が50年代当時のアメリカのまさに憧れだったのです
50年代は、西部開拓時代のように発展した時代、、ちょうど合わさったのです
当時における理想の人、それが彼クロケットさん

西部開拓時代の心のすべてが、彼に詰まっているようなきがします  
そしてその西部開拓時代は、まさにアメリカができた時代であり、アメリカそのものといった時代

もちろん、レイモンド服部はこんな意味を持たせて訳したわけではないでしょう
しかし、偶然にも奇跡的にも、こんな意味も読み取れるような歌詞となってます


突如と起こる砂煙
すはインディアンの襲撃と

ライフルとって駆けいだす(生まれついての向こう見ず デイビー デイビー・クロケット 得意の射撃)


彼の人生の話に戻り、、、
白人を虐殺していたインディアンのクリーク族との戦争に従軍したり、、、
その後も国に尽し、彼はついには大佐となります

そんな 当時における男としての姿 がめだつクロケット、、
そこも人気のひとつだったのでしょうか

同時に不登校で、読み書きと足し算引き算くらいしかできないというのに、
つくり話等でとても人気のあった彼は州議員、そして連邦下院議員にも当選しています🙄🙄🙄
そう、クロケットは政治家!!
あの帽子に鹿革服、いわゆるマウンテンマンであった彼が政治家、、

しかし、学力はその程度であったけれどとても聡明なひとでした
ここの歌詞とは関係ないと思うのですがインディアン関連で、、
先程のクリーク族は虐殺や関係の悪化のためでしょうが、
基本的にインディアンは悪くないのですから
彼が嫌っていたジャクソンの インディアン強制移住法 というものに、リンカーン(まあこの人はアレだけど、、)などとおなじく反対していたのです
(映画では最後、クリーク族の酋長をころさずに和解していますね)

そう、ジャクソンに媚びることはせずに
自分が正しいと信じた道を進んでいたクロケット
「Be always sure you’re right then go ahead!」
この言葉が彼の人生モットーだったけど、
皮肉なことに、これはジャクソンが発したもの、、(クロケットどんまい)

しかし正反対である2人が同じ意見を持っていたということから、
この言葉こそがアメリカだったのだということがわかる きがするね
そう、この精神こそがアメリカ

そしてそんな姿はほんとうにかっこいいのです、
それもぼくの憧れみんなの憧れ なところなのでしょう


(色味失敗したからセピア風にして誤魔化した写真)


だいぶ削らなきゃいけなかったため、十分に伝わらなかったかもしれないけど、、
なんとなーくでも彼のことが掴めたと思います

強くて、自分を持っていて、また面白く優しい魅力溢れる人だったのです、
&フロンティア精神溢れる心や行動力が、
ちょうど発展期!の50年代アメリカに生きる人々に響いたのでしょう
そう、デイビークロケットは憧れだったのです

そして、その精神はフロンティアの消滅の後でも残っていたのです
そうしてできた国がアメリカ、つまり、これこそがアメリカの心なのです
1890年代、フロンティアは消滅した それでも次々と新たな別のフロンティアを目指し開拓し発展していく
これが、アメリカの本質だと思うのです

そんな本質を持っている、もはやアメリカの擬人化ともいえるくらいの男がこのデイビークロケットなのです
その男を通して、カンベアはアメリカを歌っています
そう、この曲、この場面では デイビークロケット という人物を通すことによりアメリカをうたったのでした


さて 最後まで歌われなかったこの曲、
言いたいことはもう言えましたしカンベアから脱線してしまうのはアレですが、
彼について語り始めたのなら最も重要な最後は語っておきたいため、
5番の歌詞もご紹介しましょう


アラモの砦を守らんと 単身敵をばなぎ倒し


その後色々あって(とばすな)選挙に落選し、ブチギレしつつ政治生活を離れた彼はテキサスに行きます
そのとき自ら進んで、あのアラモの戦防戦に参加したのです

このへんのことを簡潔にいうと、、

当時メキシコ領だったテキサス
メキシコの中心から遠いため、じつはアメリカ人も沢山住んでました

しかし、入植を認めてもらってたそのアメリカ人が反乱を起こし
怒った(あたりまえすぎる)サンタアナが4000人ものメキシコ兵を連れてサンアントニオへ来たため、

独立軍司令官のヒューストンはトラヴィス大佐に撤退を命令しました
が、大佐やクロケット達はアラモのミッション(なんかスペイン人がたてたやつ)を砦として逃げずに立てこもったのでした

といったかんじです
ま、まあアメリカから見たら勇敢ですばらしいお話です、、、


遂に弾尽き刀折れ 壮烈きわまるその最後


1836年 彼はここを墓場に選んだわけでした
もちろん、負けてしまうんです

13日間持ちこたえましたが、最後は一斉攻撃されてもう全滅
相手4000人に対してたったの187人ですからね
彼も最初から、この結末をきっと分かりきっていたことでしょう
それでも最後まで国のために尽くし、散りました
 
でも!!
降伏せずにこうして戦いぬいたのは、
アメリカの歴史全体でもとても珍しいことなんです!!!、ここが重要です

そのため1ヶ月後に、
ヒューストンの「Remember the Aramo!」の言葉のように
この戦いに独立義勇軍が勇気づけられ
テキサスは独立を果たすことができたのですから、、


デイビー デイビー・クロケット
その名は永遠に


(これは素晴らしい背中としっぽですね また写真ないんですけど、お風呂入ってしっぽが細くなってる絵がめちゃめちゃすき うちの猫に似てる(??))


サミー
Sammy


さて カンベアに戻り、
この曲ではじめて登場するあらいぐまのサミーの話といこう


サミーってほんとに、ほんとにかわいいですよねなんで??(なんで)
ちっちゃい口元から見えるちっちゃい歯が可愛いし!ぱたぱた動くしっぽを掴みたい!、
歌い方もたのしそうでかわいい!たのしくてよかったねサミー!(???)
まじで声八代駿にしようって考えた人天才すぎる


通常版で唯一熊じゃない、マスコット的な彼
カンベアのキャラクターは、曲が決まってからそれに合わせてデザインされた、、、
というかんじなのですがサミーもそうなのかな???、ぽいような
と私は思います ソースないけど

なにせ、彼はデビークロケットのアイコンともいえる
クロケット帽そのものなのですからね


そう思うと、クロケットがぶっころしまくった熊であるヘンリーだけでなく、、
撃ちころして帽子にしたあらいぐまであるサミーまでもが
彼を称えているというのも、ブラックジョークですね、、、、、


また、そんなサミーの登場シーンも
カンベアを作る上でマークデイビスが大切にしていたギャグ!!のひとつ😳😳

あの、いいですか、ここまでダラダラと変なこと書いてきて説得力皆無なんだけど
カンベアで最も重要なのは精神が本質がどうとかそんなことじゃありません、

ただかわいい&いけめんくまたちに萌えて、カントリーミュージックを楽しんで、
そしてイマジニア達が用意してくれたとびきりのギャグで笑顔になれればそれでいいのです
カンベアはそのためにあります

これを読んでくれた方が実際カンベアを見に行ったとき、
こんなくそ細かいことを考えすぎるというのはあまりしてほしくないのです あっいやしても全然大丈夫だけど、、
でも、まずはくまの演奏を楽しみましょう
そう、カントリーのリズムに合わせて手拍子足拍子しましょう

ここで書いていることは+a(プラスにもなってないかもだけど)てきなものなのです、
そう、もう既に皆さんがカンベアから感じとっているもの の解説?てきな何かです

ここにあるのは全て、皆さんがもう知っていることなのです




さて、どんなところが面白いのかというと

まず最初は
ヘンリーがシルクハットの上にクロケット帽をかぶってる、、、
帽子on帽子というおかしさ

そしてその後、、、
実は帽子は生きていた!!といったかんじで
ぴょこっとサミーの顔が生えてくるおかしさ

なんと2段階とは凝ってますね!!!、


そして、あらいぐまであるということの話は帽子以外にも、、
まずそもそも彼は高く売れるあらいぐまを狩って生計を立てていましたし、、(さ、サミーー!!)

それに、彼の有名なつくり話にはこんなものがあります


クロケットが下院議員選挙選出時にその演説をしていたとき
喉渇いたから酒くれないと投票しないぞ と皆が騒ぎ出したのです

彼は気前よく、酒場でラム酒を振る舞いました
しかし、お金を持っていなかった彼は 突然ライフルを持ちだし後ろの森に入っていきます

森から銃声が聞こえた後、あらいぐま片手にクロケットが戻ってきました

そう、お金の代わりに、とても価値のあったあらいぐまの毛皮をバーテンに差し出したのです!!(さ、サミーーー!!!)

そして次の日、
昨日の話を聞いた新しい聴衆が、ラム酒を要求してきたのです

しかし、今回は銃声が聞こえることはありませんでした
バーテンが毛皮をしまうところを見たクロケットは、隙を見てそれをさっと取りバーテンに差し出したのですから!!!(えぐ)

それを何度か繰り返しました、、、(えぐ)


といった話です

しかしこの頃、毛皮を商品にするなら傷つけないように銃は使わず縄で捕まえるというかんじだったし
そもそもあらいぐまは夜行性なので、、
そんなとこからこれは嘘松なのだといえますね


そんなことでサミーは、あらいぐまは、デイビークロケットにとても関係してるのです
だから、彼も曲からデザインされたのかも??って話 知らんけど(にわか)


(生える)


ヘンリーに始まりサミーや、ゴールドディスクの存在から他のくま達までもがデイビークロケットを称え憧れている、、、

まあただのギャグではありますが、深読みすると(個人的に深読みすきじゃないんだけどする(???))

本来は熊よりよわいはずの人間が、ここでは逆の立場だということを強調しているのは
それこそ征服心、まさにフロンティア精神といったかんじで
ここでもまたアメリカを感じるような気がして、ちょっとおもしろいところです

熊が暴れず大人しく人間へ演奏するというカンベア自体、そういうものだけどこのシーンは特にだね



カンベアが歌うのはカントリー、カントリーとはアメリカ、
その中でこの曲は、特に50年代のアメリカとフロンティア精神を歌う

それは過去のアメリカの輝きでありディズニーの輝きでもある部分であり、それがここで歌い継がれている
またその精神はアメリカの本質でもある、

つまりそれを歌っている、この場面では、特にアメリカというものをダイレクトに歌っているのだ
ということを説明してきました

ここでのデイビークロケットの唄は、
アメリカの唄でもあった てわけです
カンベアは、こんな風にアメリカを見ることが出来る、アメリカをうたっているのだという証明でした

(長々と書かなくても結局これだけでよかったのでは??!、)




文章書くのってむずかしい🥺🥺🥺
語彙力くそだし前半中心に所々厨二ぽくなってしまいました、、、

そしてそして今回もまーたくそ長記事になってしまいました
でも、ちょっと深いところまで書けたので満足です(いやくそ浅いよ)

今思えば過去記事の内容がだいぶひどい、、こんど全部書き直そうと思ってます
あとブログ名変えたいな


さて
ここまで読んでくださった方がいるなら、、
ほんとに、ほんとうにありがとうございます泣きます感謝圧倒的感謝です

そんな方々へ、最後にちょっと余談、、、
実はシューギャラで、このサミーくんを見かけることができますよ
また、old betsyがエントで流れてるのずっと謎だったんですが、、
これもデイビークロケットの曲だったのですね、そういえば彼が彼のライフルにつけた名前はベッツィーでした
それによーく聞いたら、射撃大会みたいなシーンで普通に流れてたね

では、また来て下さるとうれしいです!!、
come again🐻です



参考

海野弘 50年代の黄金アメリカ
猿谷要 西部開拓史
脳登路雅子 ディズニーランドという聖地



更新
21/04/04