スラブ鑑定の難しさ | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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こちらはたまたま2点同時の鑑定であったために発見が出来た贋作です

今後こうした贋に対応するためには様々なサイズ、形式などで保管された画像同士のマッチングチェックソフトなどの開発が必須であると言えるでしょう

現状では特徴のわかる画像を徹底的に集めその特徴位置毎に独自のデータバンクを作成する必要性を今回強く感じました

 

 No1

No2

 

わかりにくいですね・・・

この写真ならわかりますでしょうか?

同一年号別個体であることがわかるかと思います

 

まずは今回どうして贋作判定が出来たか、所見をご覧ください

以下は同一個体証明です

ご依頼のございましたコインが間違いなくP社の鑑定品でありP社サイト登録の画像と同一個体である証明です

No1

No2

 

 

次回、同じくP社鑑定間違い 旧十円金貨をご紹介いたします

ただすみません、、現在コインではございませんが某教育委員会様より古墳時代の銅製品についての調査報告の依頼が入ってしまっておりなかなか時間が作れませんことから12日くらいまでにはアップできるようにいたします

しばらくお待ちください

この銅製品の報告も新聞など報道完了した後ご紹介できるかと思います