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★承和昌宝 小字 分割払下取OK 出土皇朝銭 真性保証品 JY0529C

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今回は承和昌宝の標準銭であります小字の出土銭をご案内させていただきます。

承和昌宝は直径20~21mmの小字類と直径23mm程度の大字類が存在いたします。
本銭は一般的な小字となり、
承和昌宝標準銭となるものです。



ご覧のとおり一見ほぼナチュラルな出土銭となります。

とはいえ、これでも軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。

写真では今一つ文字がはっきりいたしませんが原品はもう少しはっきりと文字の判読が可能です。

皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。

そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。

そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたも のは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。

個体によりましては本来の銭文の形すら変形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。

当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。

もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。

本銭ですが、ナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。


詳細データ
細分類 承和昌宝 小字

外縁外径 20.93-21.06 mm
外縁内径  16.80     mm
縁幅比    0.080
縁厚   1.51-1.42   mm
内厚   0.80-0.73   mm
量目      2.57   g



(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください また記載数値は最大値最小値ではございません)

穴銭の場合外縁内縁共に真円でないことが多く計測ポイント毎に数値が異なりますことから新たに画像解析ソフトを使用し最大径がわかる画像を掲載させていただきます(ソフトの公正性証明に10円青銅貨画像からの計測値もアップいたしますので追加画像のほうをご確認ください)

これまで測定不能でありました割れ銭なども比較的正確な数値がわかるようになりましたので参考にしてください


    
<銭の状況>  数値が少ないほど良好
磨耗       10  
劣化
       60
クリーニング
   20 ブラシなどによる錆落とし 
その他
      ★

(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)