乹元大寳 長元 大様 鉛銭 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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今回は皇朝銭最後の乹元大宝の中から長元 というタイプのものをご案内させていただきます。
乹元大寳は直径19mm前後の普通銭と、磨輪度の少ない大様銭に大別され、さらに長元、隔輪、短元などの種類が報告されております。
本品は銭径こそ20mm程度とそれほど大振りではないものの、銭文径、文字サイズなどから大様に分類させていただきました。

銭径そのものは、磨輪度合いにより異なり、同じ種の銭貨でも大小さまざまで特に後期皇朝銭は仕上げも悪く、大きな個体と小さな個体との差が著しくこれをもって種の特定、、とはゆきませんが、普通銭と比較しわずかではございますが銭文径や内径が大きくやはり20mmの個体は数も少なく別格といえます。

長元ですが、元の字の足が前後ともに長いのが特徴です。
評価ですが、饒益神宝の次に入手の困難なものである上に、大様銭は極めて稀有でありますためこのような状態のものであってもそれなりの評価になります。
また本銭は出土後の姿をそのまま残した最高品位の1枚です。
いずれにいたしましても最後皇朝銭である乹元大寳はその残存数も少なくその中でも大様銭は圧倒的に入手困難な事には間違いございません。

若干の酸化はございますが文字の特徴がよくわかる素晴らしい個体です。
本銭は鉛の含有量が圧倒的に高く銅は15%に満たないものですので鉛銭とよばれるものです。
鉛銭とはいえ銅が全く入っていないわけではないので拡大写真でははっきりと緑青も観察できます。


皇朝銭上級者や、希少種を中心に皇朝十二銭コンプリートを目指している方にお勧めの逸品です。

詳細データ
  
細分類 乹元大寳 長元 大様 鉛銭

外縁外径 19.97-20.16 mm
外縁内径  15.70     mm
縁幅比    0.079
縁厚   2.02-1.78   mm
内厚   0.73-0.81   mm
量目      2.88   g

(素人による簡易計測のため多少の誤差はご了承ください)


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