昨日に引き続き、組合鑑定書つきのスーパー贋作1円銀貨を検証してみたいと思います
昨日の記事でも触れたとおり、本銭の比重は10.3強、、と本物とほぼ同等の数値であるにもかかわらず表面分析の結果は銀が97.5%程度と若干の矛盾があった。。。
そこで本日はこの組合鑑定書つき円銀を思い切ってグラインダーでガリッと削って内部分析をしてみることにいたしました
じゃ~~~ん。。。
組合鑑定品にグラインダー処理はなかなかの勇気。。と自画自賛しながら早速分析してみましょう
ほ~~~ら、、、やっぱりね~~
研磨面の組成は 銅、鉄、ニッケル、銀、鉛、その他。。。
銀が検出されているのは単に削り落としきれていない部位のものでしょう
銅、鉄、ニッケル、鉛などの贋物へ銀のメッキをかけているだけなのです
しかしすごい技術力です
これだけのレベルの贋物を作る技術を正しい方向に使っていたら中国という国は世界一の技術国になっていてもおかしくないですね。。。