昨日AM2時に大学に登校して、今日のAM1時に帰宅しました。そんなの頻繁wadakenです。死にそうです。
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で、最近興味を持っている映画として霊幻道士のことを書いたんですが・・・
年始からず~~~~~~~~~っとまさかのレンタル中だった霊幻道士1作目を遂に遂に遂にっ・・レンタルすることに成功しました。(まだ見てないけど・・・)
誰かが借りパクしててもはやその店でのレンタルは叶わないものだと半分諦めていたのですが、霊幻道士を紹介してくれた張本人でもあるHさんから連絡があり、遂に念願叶って吾が手中に収めました。(さすがHさん!ありがと~)
話を戻しまして霊幻道士シリーズなんですが、過去にも紹介したとおり
有名な妖怪「キョンシー」出てくる大ヒット!?シリーズなわけです。
ここで一つ疑問
「キョンシー」ってそもそも何なの???
まぁ妖怪の類の一種であるのは間違いないのですが、ふと気になって調べてみたところ意外なことがわかりました。そんなの調べる暇があるなら卒論完成させようよ!俺
キョンシーとは「屍蝋(しろう)」が動くことを仮定した状態を指す言葉なんです。
「屍蝋」と言ってもよくわからないと思うので説明しますと
人間の体の機能の全てが停止する=死体 なんですが、基本的には皆さんの知っての通り死体は腐ります=腐敗。
腐敗は細菌やら微生物やらが原因で起こるわけなんですが、極々稀にですが死体が腐らないケースがあります。
例えば、死体が乾燥した砂漠などにある場合、細菌や微生物が活動するために必要な水分がないため死体が腐らない現象が起こります。エジプトなどで発掘されるミイラ(漢字で書くと木乃伊)などは非常に有名だと思います。
そしてもう一つ、ミイラ化は乾燥した環境下で起こりますが、それとは異なり湿潤な環境において腐敗が起こらない場合があるんです。
死体が何らかの要素により空気に触れず長時間密閉状態にさらされた場合、体の脂肪などの成分がチーズのようになる(チーズ食ってた方マジごめん)、あるいはリン酸などが化学変化し蝋燭(ろうそく)の蝋のような状態になる場合があります。ミイラ化とはまた違った腐敗とは異なる化学変化を起こした死体のこと、それを「屍蝋」と呼ぶんです。 参考文献 Wikipedia
古来中国では即身仏(ミイラ)に見られるように「体を腐敗させずに後世に残す」という思想がありました。仙人思想の一端であり、これはエジプトのミイラと同じ「魂の入れ物である肉体を残そう」という考え方なのですが「肉体を残すこと」が主旨なわけですから、死体を乾燥させてミイラ化させる方法のほかに、「屍蝋」という考え方もあったのではないでしょうか?
そして世界中に多々ある「死体が動く」という怪談が中国にも存在するのなら
残された肉体=屍蝋 + 死体が動く = 異常な状態 → キョンシー
キョンシーという言葉はこのようにして生まれたのではないでしょうか?
関係ないですが、生前の名前がわからない死体のことを「死体」と呼び、生前の名前が判明している死体のことを「遺体」と呼ぶそうです。調べていくうちに知りました。
こうして世界にまた一つ新たなトリビアが生まれました。
ちょっとした疑問を調べることにより、見聞が広がり、幅広い知識を博すことができます。