2015、17冊目「書店ガール3」 | それ行け・わっくん。

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書店ガール3

著:碧野圭

書店ガール 3

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書店ガール 3 (PHP文芸文庫)/PHP研究所

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シリーズ物って3作目がかなり大事だと思ってて。

1.2は同じ流れでいけると思うんだけど、

3作同じ感じが続くと飽きるし、冒険し過ぎると敬遠されてしまうし。




書店ガール3。




やはり冒険してきました。

全2作は割と軽いタッチで、書店内で起こる様々な事件(大小ありますが)もそこまで思いテーマを扱っていなかったと思うんだけど、

3では3.11の震災をメインテーマとして扱ってます。

正直、1.2を読んで

「この作家にこの重いテーマを扱いきれるのか?」

と言う不安があったのですが、それは見事に裏切られました。




重すぎず、かと言って軽々しく扱っているわけでもなく、

しっかり調査してるなぁと感心。 絶妙なバランスだと思いました。



そして最後も粋な終わり方。

実力のある作家だと3作目で実感。

続けて4も読んじゃうぞー

☆☆☆☆