著:碧野圭
書店ガール 3
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書店ガール 3 (PHP文芸文庫)/PHP研究所
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シリーズ物って3作目がかなり大事だと思ってて。
1.2は同じ流れでいけると思うんだけど、
3作同じ感じが続くと飽きるし、冒険し過ぎると敬遠されてしまうし。
書店ガール3。
やはり冒険してきました。
全2作は割と軽いタッチで、書店内で起こる様々な事件(大小ありますが)もそこまで思いテーマを扱っていなかったと思うんだけど、
3では3.11の震災をメインテーマとして扱ってます。
正直、1.2を読んで
「この作家にこの重いテーマを扱いきれるのか?」
と言う不安があったのですが、それは見事に裏切られました。
重すぎず、かと言って軽々しく扱っているわけでもなく、
しっかり調査してるなぁと感心。 絶妙なバランスだと思いました。
そして最後も粋な終わり方。
実力のある作家だと3作目で実感。
続けて4も読んじゃうぞー
☆☆☆☆