家康を巡る旅 (家康の遺訓にふれる) | WABBIT HOUSE

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大河ドラマにはまってます。
昨年は、1年間、家康にはまりました。
 
家康を巡る旅まずは浜松。
 
浜松城。
家康が29歳から45歳まで過ごした居城。
家康時代は、平屋であったらしい。
 
 大河ドラマ館もあり、相当楽しめました。
どちらかというとこちらが目的かもしれない。
 

 
 
 

 
天守閣に登ると
遠く富士山ものぞめ
「朝方、くもっていたわりには、よく見えます」と
係の方にもラッキーだと言われました。
富士山みられるのはうれしい。
 
家康が、ぐっと身近に感じられるとき。
本当に存在したんだ。。。と思います。
 
 
そして翌日は、駿府城。
 
幼少期、関ヶ原の戦いまでの数年、
そして、大御所時代と過ごした場所、
 
浜松城とちがい、天守閣再建がされていないので大きな公園。
 
お手植えみかんがなっています。
 
町的には、浜松の方が、家康で盛り上がっている感じがしました。
 

 
最終日は、朝から
久能山東照宮。
ロープウェイで谷をわたる感じで
久能山に。
家康を神とまつる神社は、段差の大きな石段を登らないとつけません。
 

家康の遺言通り
亡くなってすぐに久能山に祭られ、今に至ります。
 
1616年に亡くなり
翌年にここ久能山のまつられていたのだから
自分の行く末も計算されていたことになります。
やはり家康はすごい。
↓写真の葵のご紋の中に一つだけ向きが違うものがあります。
それはこの神社が未完成であることを告げているんだそうです。
こんなところにも家康の意向が見えます。
 
 

 
博物館には、スペイン国王から頂いた時計(世界最古と言われている)が、展示されていて
400年以上前の日本に思いをはせます。
 
鎖国の江戸時代と思っていましたが、
家康は外交的であったことをNHKのスペシャル番組で知りました。
遺構として保存されていたがゆえに
今の世にその価値をもたらしているんだそうです。
 
ここでの学びは、家康の遺訓に出会えたこと。
 
人の一生は、重荷を負いて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思へば
不足なし
こころに望おこらば
困窮したる時を
思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝事ばかり知りて
まくることをしらざれば
害其身にいたる
おのれを責て人をせむるな
及ばざるは
過ぎたるより
まされり
 
眼下に見える駿河湾の海は青く
石垣いちごの農家の連なる平和な今
家康は
久能山の上から見つめているのかもしれないと感じました。