第一回唐揚げ比べin大和 | ラーメンを作る

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うまいラーメンを自分で作る。
番外編で、信州上田(地元です…)のあんかけ焼きそばとかもつくりたいなぁ。

え~、最近は全然ラーメンをつくっていないダンです。
ラーメンを作る、というブログタイトル変えようか…w

大和駅周辺には、スーパーのお惣菜コーナーも含めて、いくつか鶏の唐揚げをお持ち帰りできるお店があります。普段、お惣菜として唐揚げを買う場合、特にどこそこで買おうというよりは、その場の気分とか勢いで買ってしまうことが多いのですが、みなさんはどうでしょうか?

今回はちょっとした遊び心と暇つぶしで、お持ち帰り唐揚げの食べ比べをしました。
第一回としたのは、今回買ったお店以外にも、駅周辺にはお惣菜で唐揚げを置いているお店があるため、もしかしたら続編があるかもしれないからです。ほんとにやるかは不明ですが…。

今回エントリーした唐揚げ達はこちら!

▼エントリーの面々
$ラーメンを作る-勢揃い

合計八店。
ユザワヤ地下から「ニュークイック」「ブッツ・デリカテッセン」、大和銀座通りから「餃子の王将」、大和駅小田急口すぐのトンカツ屋「かついち」、大和駅ビル地下のPROSSの総菜コーナー「ゼストクック」、大和駅相鉄口「ODAKYU OX」、大和駅小田急口のお弁当やさん「かつてい弁当」、大和駅相鉄口すぐの「ハマケイ」がエントリーです。

一つずつ、実食です。
今回は、お持ち帰りという条件での評価としたいので、午後に購入し、しばらく時間がたった夕食時での評価としました。また、レンジでの温め直しなどはせずに、そのままいただきました。

◎エントリーNo.1【サクサク唐揚げ/ニュークイック】
所在:大和駅相鉄口すぐのユザワヤビル地下1F、富士ガーデン大和店内
業種:食肉・総菜店
値段:100gあたり98円

▼ラベルと商品
ラーメンを作る-ニュークイックラベルラーメンを作る-ニュークイック

扱っている商品も豊富で、値段もお手頃なお肉屋さん。お惣菜でも優れたコストパフォーマンスを発揮し、100gあたり98円というのは今回のエントリーの中でもぶっちぎりの安さ。この量で200円なら、家庭のご飯のおかずとしても普段使いできます。さて、肝心の唐揚げですが、ひとつひとつはやや小ぶりで、商品名の通り固めの、そしてやや厚めの衣。スパイシーな感じはほとんどなく、控えめな味付けで、万人向けの子供にも抵抗なく食べられる味でしょうか。ただ、冷めた状態では、衣がかなり固くガリガリっとした食感なので、温め直すなどの工夫は必須。鶏肉のジューシーさはちょっと物足りないかも知れません。


◎エントリーNo.2【鶏の唐揚/餃子の王将】
所在:大和駅東口、大和銀座通り
業種:中華レストラン
値段:535円(テイクアウト箱代込)

▼レシートと商品
ラーメンを作る-王将伝票ラーメンを作る-王将

言わずと知れた餃子の王将。鶏唐揚げもテイクアウトしているので、今回のエントリーとなりましたが、レモンや野菜も盛られ一品料理として完成している異色の存在。その分、値段も他と比べると割高です。特製の香辛料が付いているのもポイント。写真を見ていただくと分かりますが、冷めると水蒸気が水滴となって容器の内側についてしまいます。これによりやや水っぽくなってしまっているのが残念。揚げ色はやや薄めで衣もかなり薄め。衣が薄いので、唐揚げそのものの味付けは控えめですが、お好みで振りかける香辛料で、しっかりとした塩味が加わり好みの加減で美味しくいただけます。レモンをかけてさっぱりと食べられるのもポイントは高く、冷めてもクオリティの高い味を実現しています。が、いかんせんコストパフォーマンスが…。


◎エントリーNo.3【カラアゲ/かついち】
所在:大和駅小田急口、小田急マルシェ大和1F
業種:とんかつ
値段:60円(一個)

▼レシートと商品
ラーメンを作る-かついち伝票ラーメンを作る-かついち

駅すぐのとんかつ屋さん。テイクアウト用の窓口があり、オーダーすると調理してくれます。できるまでに10分程度とのことで、できたてをゲットできるようです。普段買う時は、あらかじめオーダーして、他でお買い物してから商品受け取りとかが賢明です。さて、唐揚げですが、今回のエントリーの中では最も揚げ色が濃い唐揚げです。衣は王将と並んで非常に薄い部類に入ります。冷めても衣のさっくり感は固くならずに残っており美味しい。色の濃さは気になりますが、決して揚げ過ぎで焦げているわけではなく、タレや衣の色なのかもしれません。醤油ベースと思われる味付けで、塩味はしっかり。値段はグラム計算ではなく個数計算なので、正確にはわかりませんが、小振りな唐揚げ一個で60円は結構なお値段。感覚的な比較となりますが、今回の中では一番高額だと思います。


◎エントリーNo.4【骨なしからあげ/ハマケイ】
所在:大和駅相鉄口、小田急OX店頭
業種:総菜専門店
値段:100gあたり198円

▼袋
$ラーメンを作る-ハマケイ袋

紙製の包装容器。よく総菜屋さんではこの手のものを見かけます。プラスチックパックよりもコスト的に安いだけなのか、それとも紙製なので余計な水分が逃げやすくてべちゃっとしない効果があったりするのか分かりませんが…。なんとなく美味しそうな気はしますw

▼レシートと商品
ラーメンを作る-ハマケイ伝票ラーメンを作る-ハマケイ

衣の付き方がしっかりしていて、ヴィジュアル的には竜田揚げのような衣にも感じられます。食べてみると、さくっと適度な食感があり、見た目程の衣の厚さも感じません。そして衣、肉のジューシーさともに冷めても美味しくいただけるというのは、テイクアウト専門店の実力といったところでしょうか。味付けは特徴的なものはありませんが、しっかりとなされていて酒の肴にもご飯の置かずにもバッチリ。値段的にはやや高額な部類に入りますが、それに見合ったクオリティといったところでしょうか。


◎エントリーNo.5【若鶏もも唐揚/ゼストクック】
所在:大和駅ビルのプロス大和地下
業種:スーパーの総菜コーナー
値段:100gあたり128円

▼ラベルと商品
ラーメンを作る-プロスラベルラーメンを作る-プロス

揚げ色は標準的で、サイズも中庸です。食べてみるとしっとりとした食感、言い方を変えると衣がふにゃっと水っぽく感じます。お弁当に唐揚げを入れると、ご飯の水分によって衣がしっとりふんにゃりしてしまうことがありますが、まさにそれを思わせます。肉も柔らかいと言えば柔らかいのですが、ふにゃっとした衣との兼ね合いで食感は微妙。お年寄りには良いのかな…。衣はやや厚めで、味付けも悪くないのですが、冷めてしまうと実力が発揮できないタイプのようです。


◎エントリーNo.6【柔らかジューシー南部純鶏唐揚げ/Odakyu OX】
所在:大和駅相鉄口、小田急OX内
業種:スーパーの総菜コーナー
値段:100gあたり248円

▼ラベルと商品
ラーメンを作る-小田急ラベルラーメンを作る-小田急

一つ一つはやや小ぶりです。衣の付き方はゼストクックに近い感じですが、並べてみるとやや色が濃いのが分かります。食感もゼストクックに近く衣がふにゃっとした感じなのですが、肉の部分はしっかり食べ応えのある美味しいモモ肉です。「良い肉使ってる」感のあるネーミング通りの品質です。味付けは比較的塩味のしっかりしたもので、おいしい部類なのですが、やはり衣にさっくり感がないのが残念。揚げたてならきっと美味しいことでしょう…。また、素材が良いとはいえ、コストパフォーマンスの悪さも気になるところ。まぁ、小田急ストアですから…。


◎エントリーNo.7【若鶏の唐揚げ/ブッツ・デリカテッセン】
所在:大和駅相鉄口すぐのユザワヤビル地下1F、富士ガーデン大和店内
業種:スーパーの総菜コーナー
値段:100gあたり158円

▼ラベルと商品
ラーメンを作る-ブッツラベルラーメンを作る-ブッツ

一つ一つの肉がおおぶりで、衣の付き方が天ぷらのように立体的な感じが特徴的です。パックに接している下側の衣が水分によってしっとりとしてしまっていますが、それ以外の部分はさっくりとした食感が残っています。衣は見た感じよりも実際は薄く、それに対して肉が大きいからか味付けはやや控えめに感じられました。生姜と醤油ベースの、スタンダードな安心できる味です。



◎エントリーNo.8【鶏唐揚げ/かつてい弁当】
所在:大和駅小田急口出て左方向すぐ
業種:弁当屋
値段:不明(四つで160円、感覚的には100g当たり128円ぐらい)

▼商品
$ラーメンを作る-かつてい弁当

かつてい弁当さんの鶏唐揚げ。ちょっと前に、ここの唐揚げ弁当を食べたのですが、実はそこでふと思い立ったのが今回の企画。総菜にふさわしく、ハマケイと同じような紙袋に入っています。見た目はいたってスタンダードで、それぞれはやや小ぶり、そして衣はやや厚め。実際に食べてみると、今回のお持ち帰り唐揚げの中ではダントツで衣のさっくり感が残っています。揚げ方なのか、衣なのか、包装方法なのか、理由はわかりませんが、購入してから数時間たったものを食べるという今回の評価方法では優れた食感です。塩味は適度で、ややオイリーに感じますが、それは鶏皮の部分を食べたからかもしれません…。唐揚げ弁当で使っているものと同じものですが、気持ちもうちょっと濃い味付けでもいい気がしました。


以上です。
いやー、醤油の味比べのときもそうでしたが、こういう企画は記事にするのがとっても大変。二日分の時間を費やしました…。さて、これだけではちょっとまとまりが悪いので、安さの整理と、個人的な味の順位、それらを勘案して総合順位を独断と偏見でつけてみました。

《コストパフォーマンス(100gあたり値段)》
No.1 ニュークイック(98円)
No.2 ゼストクック(128円)
No.3 かつてい弁当(約128円)
No.4 ブッツ・デリカテッセン(158円)
No.5 ハマケイ(198円)
No.6 小田急 OX(248円)
No.7 かついち(約268円)
No.8 餃子の王将(約278円、野菜等含む)

《味》
No.1 王将
No.2 ハマケイ
No.3 かついち
No.4 かつてい弁当
No.5 ブッツ・デリカテッセン
No.6 小田急 OX
No.7 ゼストクック
No.8 ニュークイック

《総合TOP3》
No.1 かつてい弁当
No.2 ハマケイ
No.3 ブッツ・デリカテッセン

《総評》
総合評価、かついちとブッツ・デリカテッセンで第三位非常に悩んだんですが、やはりコスト的にあのサイズの鶏唐揚げ一個60円というのはややお高い。ただ、かついちは味は秀逸なので、ちょっと贅沢したい時とかは良いかもしれません。他も、僅差の判定です。お店によってこうまで味が違うのか、という驚きがありましたので、機会があればこういう食べ比べなんかも面白いかもしれません。まだまだ大和周辺には鶏唐揚げがありますので、今回のかつてい弁当をディフェンディングチャンピオンとして、第二回の味比べができればやりたいと思います^^;

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