子どもをむかえて…… | 環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

我が家の子どもたちは、長女・七海(ななみ)が小学5年生、次女・花音(かのん)が小学3年生、長男・駿(しゅん)が幼稚園の年少になりました。
毎回、環新聞の「はじめまして」を拝見すると、我が子を迎えた日のことを思い出します。
 

11年前、乳児院で迎えた小さな女の子は、今では私とほぼ同じ身長になりました。

ニコニコ笑顔は健在で、誰からも慕われて友だちが多いです。ユーチューブやゲームばかりやっていますが、何事も要領が良く、勉強や習い事も上手にこなすことができ、羨ましい程です。

これは産みのお母さんも同じだったそうで、遺伝子に感謝です。
 

生後5日の花音を迎えたのは、9年前のクリスマスでした。

サンタさんから頂いた最高のプレゼントと共に、乳児院で過ごした家族4人での初めてのクリスマスは忘れません。

小さい頃は癇癪持ちで手がかかった花音ですが、今ではスーパーポジティブ自由人に育ちました。

好きな事にはとことん打ち込んで、苦手な事は、おちゃらけつつも自分なりに努力しています。

料理や掃除、(ケンカしながら)弟の面倒もみてくれて、とても助かっています。友だちにも恵まれ、元気に過ごしています。
 

駿を迎えたときは、病院のチャペルで初めて家族5人の写真を撮りました。その写真は、今でもリビングに飾ってあります。

末っ子長男の駿は、超甘えん坊に育っています。外に出ると「抱っこ抱っこ!」とせがまれて、どうしたら歩いてくれるのか悩み中です。

姉たちがいるからか、「髪の毛結んで〜」と言ってきたり、「かっこいいね!」と言うと「違う!かわいいって言って!」と、女の子のような発言も多いです。

補助無し自転車を乗り回し、大好きな乗り物が通ると一目散に追いかけて行ってしまいます。元気が良過ぎて困ることもありますが、幼稚園の先生やお友だち、近所の皆さんからも、とても可愛がられ、常に周りには誰かがいて、毎日楽しく過ごしています。
 

3人の子どもを迎えられたこと、とても嬉しく思います。

喜怒哀楽ジェットコースターのような毎日ですが、これからも、産みのお母さんに感謝し、子育てを楽しんでいきたいと思います。

又、説明会やYouthのイベント等でみなさんにお会いできる日を楽しみにしています。

 

※子どもさんの名前は仮名です。