六月大歌舞伎 6/2 夜の部(歌舞伎座) | 晴れ、ときどき観劇。

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一、南総里見八犬伝
 
八犬伝はクソ長いお話ですよね…日本人としては一度は読んでおいたほうが良いのだろうけれど、たぶん生涯読むことはないでしょう。
ということで、
・あの光る珠は何?
・なんで「犬」?
・それぞれに牡丹の形の痣があることは朝ドラ(らんまん)で知ったけど、顔以外だとどこにあるの~??
・そしてこの幕はなんの場面かな??なんでだんまりなのかな????
などなど、なにひとつ分からなかったんですけど、いろんな装束の人たちがスローモーションで踊っていて楽しかったです。無知。無知の知。(そういう用法はどうなんだろう)
 
 
二、山姥
 
初代中村萬壽さんと、五代目中村時蔵さんと、六代目中村梅枝さんの、萬屋さん三代の襲名を祝うお芝居。山姥の息子である怪童丸が坂田金時として出仕し、初戦に出発する…渡辺綱と卜部季武がそれを見送る…という、もう、たまらんくらいかわいいお子様がたを目尻が床に着いちゃうくらい下げて見守る一幕でした。ああ可愛い。おひとりでも可愛いのにお三人も揃ったら可愛いがおしくらまんじゅうしている。
いちばんお小さい中村夏幹さんには黒衣さんがマンツーマンで着いていたのですが、その一方で陽喜さんが立ち位置を見失っていたのをお父様の獅童さんが回収していたのがめちゃくちゃ可愛くて、たまりませんな!!!!!となっておりました。
梅枝さんは、可愛らしいお子様ではありつつ段取りに不安のない役者さんであられた感じ。立役のほうがお好きなのかしら。これからが楽しみですね。
 
 
 
三、魚屋宗五郎
 

夜の部はこちらを目当てで参りました。

初舞台のお子様がたの祝い幕、可愛い~~~

 

 

 

 

そして私、獅童さんの宗五郎は初めて拝見した(と思う)のですが、獅童さんも良かった~

酔っぱらった芝居の滑稽さと、ふつふつと沸き上がって来る怒りと憤り、酔いが醒めたあとの縮こまり方。笑 女房役が、これまた間のいい七之助さんだから、おかしみが強くて好きでした。うんうん。

 

魚屋宗五郎を見ると絶対に言っちゃう昔話があるんですけど、今回はやめておきます。

 

 

ではでは、、、次は月組か、それとも星組か、、、!?わくわく。