THE ALFEE 風の時代・冬 12/29(大阪城ホール) | 晴れ、ときどき観劇。

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初・城ホ

 

 

 
 
 
これがツアトラってやつですな…

 

 

夏に続いて冬までもご縁をいただきまして、、、!

夏に買ったツアーTを着込み、マラカス付きペンライトの電池を入れ替えて万端で向かいました。

 

セットリストについては夏に引き続きプロにお任せすることといたしまして。

 

まずは初めて入った城ホの感想。

・横アリより狭くて代々木より広い。

・ステージ横のモニターが小さい!見切れ席用って感じで、ちょっとしたテレビくらいのサイズ。

・場内のトイレは戸数が多くて回転が早い。

・駅前に少しだけ飲食店&コンビニ&スタバがあるけど、そっちのトイレは激混み。(並んでいないので回転は不明)

・駅~会場のアプローチが短いので退場の波に巻き込まれると電車に乗るまで苦労しそう。悪夢の西武ドームほどではないと思いますが…

・どの会場にも共通しているけど、スタンドは見やすいな~~!!!アリーナは…身長順に並べて欲しいよね。

 

そしてコンサートの感想、前回からの繰り返しになると思うんですが、

桜井さんが沼かと思いきや沼で辛い。話す声と歌声がかなり両極端でどちらも鮮烈に良くて、めちゃくちゃ可愛くて、天然で、面白い…序盤のご挨拶のときにいったん袖にハケた桜井さん、高見沢さんがご挨拶でテンション高く走り回ったのに追いかけられて飛び出してこられたのですが、セットの隙間に落ちた?らしくて。淡々と司会を務められていた坂崎さんが「なに、どうしたの?危ないでしょ」と心配そうに言うのに「だってホリの深い人が追いかけてきたんだもん」「サングラスで暗いところにいくと見えないんだもん」(※ニュアンス)と抗弁しているのがあまりに可愛くて溶けました。溶けるよ、あの可愛さは。

・そして一周回って高見沢さんが王子様だし素敵すぎて正統派沼で辛い。知ってたよ、知ってたの。一番地上波で露出あるの高見沢さんだから王子様で素敵なのは知ってたんだけど、逆に持ちネタなんだと思ってたの。違った。あれは野生の王子様だった。さらっさらの髪を振り乱して歌いまくり、ギターをかき鳴らしまくり、スパンコールのきらめきの残像を残して縦横無尽に駆け回り、そして、曲中の甘いセリフで客席を黄色い悲鳴で引き裂き。いや、あれ…なんだったんだろう、高見沢さんが指差してセリフを投げた軌道の人たちがバズーカを食らったみたいに仰け反って悲鳴を上げたのが面白すぎて声出して笑っちゃった。高みの見物…アッ…タカミーの見物だったので…(どや顔をするな)

一番足を取られてはいけないと分かりつつ私は順調に坂崎沼に直進しつつあるような気がいたします。両側のお二人を感じつつ、ときどきは視線も向けつつ、でも余裕たっぷりにギターを演奏されているときはね、まだいいの。本業に専念されている感じだからね、めちゃくちゃかっこいいですけど。トークを回しているときのちょっと呆れまじりに笑いながら話すのも、ぎりぎり正気を保っていられる、いや口はそこそこ悪いのに声と口調が優しいのがかなり危険信号ではある、のですが。マジシャンみたいに次から次へと出現させたピックをノールックで投げまくっているお姿と、それから、パーカッション…今回はドラムセットのバスなし(?)に見えたんですが、あれを叩いているときの坂崎さんが、あんまりにももう素敵すぎて、正気を喪失させました。さようなら正気。こんにちは狂気。

 

・前回も薄々気付いてはいたのですが、客席の一体感がすさまじい。曲ごとに本当に細かく手振りが決まっているものなのですね。こう…小刻みに拳を揺すったり、突き上げたり、指を1本立てたり2本立てたりパーだったり、拳を振り上げるのも1/2拍子だったり1/4拍子だったり、手拍子と入り混じったり手拍子が変則になったり…と、ほとんど脳トレ。そのうえ!フラッグが出てきた曲があった!しかも前奏がかかって「キャー!」からのじわじわフラッグが登場したから、つまりこの曲が演奏されるかどうかは分からないけど可能性に賭けて持ってきていたってことですよね。てことはですよ、みなさん他にもあるんじゃないか、使わないかもしれないけど念のため持って行ったグッズたち。ポンポンとか、タンバリンとか、乾杯用グラスとか、ロゼットとか。(それはヅカオタ)

・GLORIUSという曲がございまして、私は今年夏の予習をしているときに知ったのですが、歌詞からして若いころに親しかったミュージシャン仲間が亡くなったのに寄せて書かれたと思われるわけです。で、2023年は幾人もの著名なミュージシャンが逝去されたじゃないですか…私は音楽シーンに明るくない(というか非常に暗い)(という用法はない)ので、それぞれの親交の度合いは存じませんけれども、いろいろなことを考えながら聴いていたら思わず涙が溢れてしまいました。また、高見沢さんの歌声が色々考えさせるんだわ!

・私が従来から存じ上げていた(=めちゃくちゃ売れていて誰でも知っている)THE ALFEEの曲ってマイナー調のロックだと思うのですが、明るくて前向きなロックあり、バラードあり、歌謡曲あり、不思議な曲もあり(笑)←これは高見沢さんご本人が冗談めかして言っておられただけでわたくし個人の感想ではございません(保険)。なのでセットリストがバラエティに富んでいて楽しい!…のに、ただでさえ楽しいのに、コントコーナーで往年のヒットソングを歌って踊って楽しませてくださるし、しかも面白くてにこにこ見ているんだけどお三方が綺麗にハモっていて耳も忙しい。楽しい。

 

・ということで夏に続き今回もセットリストのプレイリストを組んで、復習に励んでいます。この熱心さで学生時代に勉学に励んでいたら別の人生もあったかもしれない。まあ案外この人生に満足しているのでこれでよかったんですけどね。(何のはなし?)

 

 

 
それはそうとこんなひどい大阪城のアングルある?

 

 

こうしてわたくしは2023年をにぎにぎしく締め括ったのでした。いい一年でした。

……と、書いている今現在はまさしく元旦、これから観劇初め!LUPINです!トンチキだという噂だけは遠く聴こえて参っておりますので、一体どんなトンチキにめぐり会えるのか…たいへん楽しみです。

 

みなさま、2024年もどうぞよろしくお願いいたします。