今日はお友達の小屋主をめざす桂さん と異彩絵師の緋呂さん と3人で
名古屋市西区・円頓寺商店街に、この春出来た
「KABUKI CAFE ナゴヤ座」 へGO!
世間様は「任天堂のポケモンGO!」の話題でもちきり。
FBのタイムラインが埋め尽くされる中、
ガラケーな私は、それにも乗らず(乗れず)
モンスターチックなのは「ヤマタノオロチ」
なんと今日から新しい演出「アマテラス」に変わったんだそうですが
登場人物は「スサノオ」「アマテラス」「ツクヨミ」の3人。
歌舞伎の祖と呼ばれる「名古屋山三郎」の名を受けついだ
「名古屋山三郎一座」が演じます。
舞台は約60分の演目+休憩挟んで口上&トークセッション。
半分は激しい殺陣とアクション、踊り。お芝居・見栄。
半分はエンタメ要素たっぷりのお楽しみコーナー。
上の写真でオロチをかかえているのは「RE-act(リアクト)」という
アクションプロデュースカンパニーのお2人。
(今回の殺陣やアクションを全面監修)
「黒神」という役回りでお芝居とお客さんを繋いだり。
客席あっため係っていうんですかね?
・・・段ボールプロレス、激しかったです。
悪くはないです。
アクションや舞台演出も一見の価値あり。
楽しかったです。
面白かったです。
ただ、立ち上げて数ヶ月の一座なので、よくも悪くも荒削り。
一人ひとりの踊りやアクション・演技のスキルがめっちゃ高いだけに
「スゴイな」と思うところがほとんどなのですが、
構成に関しては「ストーリー」に着目させたいのか
「エンタメ・ショー」に走るのか?
どっちを見せたいのかよく分からず。
(※これはそもそも私が古代劇をよくわかってないので
ストーリーが頭に入ってこないという根本的な問題もある)
お芝居の前半は感情移入出来ないまま終わってしまった…
でも後半のヤマタノオロチのシーンはストーリーというより
見てるだけで引き込まれる圧巻の大立ち回り。
あんな狭い舞台で、よくもまぁあれだけ暴れまわるね・・・
アクションシーンは作り込まれていてめっちゃかっこよかったです。
ほとばしる汗と、演者の気迫あふれる演技!
圧倒されました。
口あけて見ていたかもしれない、私。
見に行ってよかったし、また見てみたい。
これからもっともっと「進化」していくのではないかな?と思った舞台でした。
そんな毎週末行われるナゴヤ座の舞台なのですが、なんと!来週は
が行われるので、その期間中29-31日の昼間に「ちょいみせナゴヤ座」という
入場無料のイベントを合計8回やるんだって!!
ナゴヤ座のHPに詳しく載ってるので、どんな感じか見たいな、って人は
来週末が断然オススメです!
夜は通常公演有。
きっとその時には完成した「はりぼて」がお出迎えしてくれることでしょう(笑)
【今日のスナップ】
開場時間より早く着き過ぎてお茶してたら、
一座の面々が商店街を「練り歩き」してました。
カフェというだけあって、チケットは1ドリンク付き。
うちわは限定品ですって。
手ぬぐいは、3人それぞれイメージカラーがあるみたいで3色展開。
緑は「ぺいた」こと「山平太」カラー。
舞台後、キラキラ光ってた汗を拭いてメイクもサラッと
落としてトークショー。
テレビで初めて紹介VTRを見た時「古典歌舞伎」が好きな私は
「これをカブキって呼ぶのはどうなん??」と思ったのですが。
見に行って・・・受け入れた。
大江戸りびんぐでっどもスーパーカブキも最初は「?」だったし
今や「ワンピース歌舞伎」があるくらいだもんね。
「カブキエンターテイメント」「ナゴヤカブキ」という新しいジャンルとして
派手にやりきってほしいな~!
「よっ!傾奇者!!」