ナゴヤ座へGO! | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう



今日はお友達の小屋主をめざす桂さん異彩絵師の緋呂さん と3人で

名古屋市西区・円頓寺商店街に、この春出来た


「KABUKI CAFE ナゴヤ座」 へGO!


世間様は「任天堂のポケモンGO!」の話題でもちきり。

FBのタイムラインが埋め尽くされる中、

ガラケーな私は、それにも乗らず(乗れず)

リアルなモンスター(違)と出会ってきましたよ。
 

モンスターチックなのは「ヤマタノオロチ」


なんと今日から新しい演出「アマテラス」に変わったんだそうですが

登場人物は「スサノオ」「アマテラス」「ツクヨミ」の3人。


歌舞伎の祖と呼ばれる「名古屋山三郎」の名を受けついだ

「名古屋山三郎一座」が演じます。


舞台は約60分の演目+休憩挟んで口上&トークセッション。

半分は激しい殺陣とアクション、踊り。お芝居・見栄。

半分はエンタメ要素たっぷりのお楽しみコーナー。


上の写真でオロチをかかえているのは「RE-act(リアクト)」という

アクションプロデュースカンパニーのお2人。
(今回の殺陣やアクションを全面監修)

「黒神」という役回りでお芝居とお客さんを繋いだり。

客席あっため係っていうんですかね?

・・・段ボールプロレス、激しかったです。


悪くはないです。


アクションや舞台演出も一見の価値あり。


楽しかったです。


面白かったです。


ただ、立ち上げて数ヶ月の一座なので、よくも悪くも荒削り。


一人ひとりの踊りやアクション・演技のスキルがめっちゃ高いだけに

「スゴイな」と思うところがほとんどなのですが、

構成に関しては「ストーリー」に着目させたいのか

「エンタメ・ショー」に走るのか?

どっちを見せたいのかよく分からず。

(※これはそもそも私が古代劇をよくわかってないので

ストーリーが頭に入ってこないという根本的な問題もある)

お芝居の前半は感情移入出来ないまま終わってしまった…

でも後半のヤマタノオロチのシーンはストーリーというより

見てるだけで引き込まれる圧巻の大立ち回り。

あんな狭い舞台で、よくもまぁあれだけ暴れまわるね・・・

アクションシーンは作り込まれていてめっちゃかっこよかったです。

ほとばしる汗と、演者の気迫あふれる演技!

圧倒されました。

口あけて見ていたかもしれない、私。


見に行ってよかったし、また見てみたい。

これからもっともっと「進化」していくのではないかな?と思った舞台でした。


そんな毎週末行われるナゴヤ座の舞台なのですが、なんと!来週は


円頓寺七夕まつり


が行われるので、その期間中29-31日の昼間に「ちょいみせナゴヤ座」という

入場無料のイベントを合計8回やるんだって!!


ナゴヤ座のHPに詳しく載ってるので、どんな感じか見たいな、って人は

来週末が断然オススメです!

夜は通常公演有。



きっとその時には完成した「はりぼて」がお出迎えしてくれることでしょう(笑)


【今日のスナップ】

開場時間より早く着き過ぎてお茶してたら、

一座の面々が商店街を「練り歩き」してました。


芝居前のステージ。



カフェというだけあって、チケットは1ドリンク付き。

うちわは限定品ですって。

手ぬぐいは、3人それぞれイメージカラーがあるみたいで3色展開。

緑は「ぺいた」こと「山平太」カラー。

ご本人が売り子さんしてたから、ね。


段ボールくんは「しろねぎくん!?」

舞台後、キラキラ光ってた汗を拭いてメイクもサラッと

落としてトークショー。

細マッチョ話(*^_^*)にムフフ。



テレビで初めて紹介VTRを見た時「古典歌舞伎」が好きな私は

「これをカブキって呼ぶのはどうなん??」と思ったのですが。


見に行って・・・受け入れた。


大江戸りびんぐでっどもスーパーカブキも最初は「?」だったし

今や「ワンピース歌舞伎」があるくらいだもんね。
「カブキエンターテイメント」「ナゴヤカブキ」という新しいジャンルとして

派手にやりきってほしいな~!


「よっ!傾奇者!!」