保育系研修から初心にかえる | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

先週の話ですが、大阪で公益社団法人全国保育サービス協会 が開催する

「居宅訪問型保育基礎研修」に参加していました。


私がこの研修を受けたのには2つの目的がありました。


①実践的な保育の知識を身につけること。


②将来的に自分が保育に関わる事業を始める場合に必要な知識を身につけること。



私が保育に関わるのは、子どもたちと保護者、そして保育者がよりよい環境で

過ごせるようお手伝いがしたいという気持ちからであり、その形は「保育士」でも

「ベビーシッター」でも「ボランティア」でも「経営者」でも何でもいいのです。



公的な保育園・幼稚園、託児所、ベビーシッター、様々な保育サービスを利用し

大切な我が子を育てていくのは保護者の皆さんです。


じゃあ、小さなこどもを持つ親御さんのニーズってなんだろう?


手が足りない、忙しい、困った時にかわりに預かってくれる保育サービス?


親子で一緒に気軽に参加出来るイベント?


子ども連れでも気軽に入れるカフェやレストラン?


自宅をサロンにして、子育てしながら仕事を出来る環境を身につけること?


公的な子育て支援策?


産休・育休がとりやすい会社?


子育て世帯に協力的な社会?


etc、etc・・・・・・???



そんな中、私が出来ること・やりたいことはなんだろう?


「子育て支援基地として一時預かりの出来るような託児サービスの場所を作ろう!」と

資金や商売のことなんて何も考えずにやみくもになっていた時の方が勢いがあったような。


でも、保育の現場に入るようになったからこそ民間の託児所を経営することの難しさも

身にしみて分かるようになったし、勢いだけで場所を作るよりも、もっと長期的なビジョンで

既存のサービスと連携しながら、自分だからこそ出来ることがあるんじゃないのか?と

思うようになり・・・ちょっと立ち止まってしまったのかも。


テーマが「子育てしやすい社会を作る」「こどもは社会で育てよう」と壮大になりすぎて、

何をやったらいいのかボヤけてきたのも事実です。



でも。


今回の研修で「居宅訪問型保育(公的な)事業」の勉強をしていた時に、管理者・経営に

興味がある、と思っていたくせに、その講義に全然入り込めなかったんです。


ようするに、公的な居宅訪問型事業を始めることには全然興味がない、と分かった。


それよりも私的なベビーシッターや保育の現場での注意点や、小児保健についてや

こどもの遊び、保育マインド、子どもの発達など、子どもの成長や発達に関わる講義

要するに実際に子どもと関わる、触れ合えることに断然興味があるし、楽しいと思い知った。



私・・・・・子どもが好きなんだ。


子どもと遊んだり、関わるのが好きなんだ。


人が好きなんだ。


子どもと触れ合い、成長を間近で見られることで私自身は癒されているのです。

だって、かわいいんだもん。


そりゃかわいいばっかりじゃない、子育てはそんなに甘いもんじゃないでしょう。


私には「子育てはこうあるべき」とか「これが正解」なんて分かんない。


でも色んなこどもの成長に寄り添い、お手伝いできることは私にとって

至福の時間であると気づきました。


子どもたちが笑顔で楽しく、親子で過ごせる場所を作ること。


時には親御さんがホッと一息ついて、子育てって楽しいねと思える機会もあって

いいでしょう。



今まで仕事として関わってきて得意分野のイベント企画・運営と

子育て支援をうまく結び付けて、今後のライフワークにする。



なんだ。


やりたいこと、やろうとしてること、あってるじゃん。


ボケてたのは、心意気か。


今はまだぼんやりしてても、一歩づつ前に進むことで


きっと少しづつ研ぎ澄まされて、少しづつパワーアップ出来る。


だから、まずは一歩。


踏み出そう。